Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

政治家の卵

大学院恩師S藤先生が定年退職されるまで残り1年半。先生のご退職をお祝いする意味も兼ねて、先生と門下生だけで論文集を編むことになった。今日はその打ち合わせ研究会@大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)。

テーマはもちろん「保守主義」。僕は2つの章を分担執筆するだけでなく、S藤先生との共編者としても関与し、「あとがき」も書くことになっている。光栄だが荷が重い。副学部長職の仕事で勉強時間が著しく制限されているから。しかし与えられた環境の中でベストを尽くすしかない。役職に就いていなかったらいなかったで、別のことで忙しくしていて、やはり「時間がない」と言っている気がする。

(執筆メンバーではないが研究会を聴講に来ていた)後輩S本君とは、おそらく15年ぶりくらいの再会になる。学部生でありながら院ゼミにも出席して、活発に議論に加わっていた彼も、今や37歳になったとか。当時と同じく、僕らの議論は噛み合わなかったが(思想的な方向性が根本的に違うので)、噛み合わなさが当時そのままで、それがあまりに面白くて、次第に笑い出し、最後は握手してお互いの健闘を讃え合う、という何とも奇妙な光景を呈してしまった。S本君は政治家の卵。頑張って欲しいな。応援している。

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