Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

何とか間に合った

期末試験の待機業務の傍ら、(昨日の続きで)某国際学会のエントリーに必要な英文サマリーの執筆に勤しむ。本日が締切なので、まさしく時間との戦いだったが、何とか17時過ぎにエントリー・メールを送信する。ギリギリ間に合ってくれた。

今回は同業の先輩二人に大いに助けられた。昨日書いたラフな英文サマリーをmixiの日記に貼り付けて、マイミク(大半が同業者)の方々にアドバイスを求めたところ、お二人がすぐさま反応してくださった。頂戴したアドバイスは本当に有益で、そのおかげでギリギリ間に合ったと言っても過言ではない。心から感謝している。今回ばかりは自分一人の力でだけでは絶対に無理だったように思う。

その某国際学会とは、日本の経済学史学会(JSHET)とヨーロッパ経済学史学会(ESHET)との第3回合同会議(3rd ESHET-JSHET meeting)で、今年の9月12〜15日にフランスのコルシカ島で開催される(University of Corsica, Corte, France)。これまでフランスを訪れたことは一度もない。初めてのフランスをナポレオンの故郷で体験することになるとは、自分の専門領域がフランス革命期のイギリス経済思想であることを考えると、何とも奇遇である。本当に楽しみだ。

今回の会議の統一テーマが"Crises and Space in the History of Economic Thought"なので、それに沿った発表を準備する必要があったが、何を発表するべきか、なかなか決められず、二転三転してしたため、最後が超ドタバタになってしまった。結局、マルサスのペイン批判を1800-1年の食糧危機暴動と絡ませて発表することにした。報告タイトルは"Malthus's criticism of Paine's Rights of Man"である。完全原稿の提出締切は7月末日。直前にドタバタしないように、4月、5月から少しずつ書き進めておきたい。

このまま研究モードで突き進みたいところだが、そういうわけにはいかない。今日で秋学期末試験が終了し、明日から入学試験が始まる。期末試験の採点業務も待っている。時間との戦いはまだまだ続く。