Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

日本イギリス哲学会

研究活動の必要上、いくつかの学会に所属しているが、日本イギリス哲学会は、経済学史学会・社会思想史学会・マルサス学会などと並んで、それなりに深くコミットしてきた(つもりの)学会だ。*1ただ、ここ数年は研究大会(全国大会)にあまり出席できていない。3月の最終週に開催されるのが通例で、開催日が年度内最終教授会などの校務としばしば重なり、職責上、校務を優先せざるをえない場合が多い。最近の大会への出席状況を過去の日記で調べてみたら、案の定、ほぼ隔年での出席/欠席だった。

全国大会での研究報告の回数についても調べてみたが、

  • 経済学史学会 3回(2001, 2008, 2009)
  • 社会思想史学会 3回(2004, 2005, 2006)*2
  • マルサス学会 3回(1997, 2003, 2009)
  • 日本イギリス哲学会 1回(2000)

となっており、日本イギリス哲学会だけダントツで少ない。しかし、経済学方法論フォーラムでずっと懇意にしていただいているTキャプテンがこの学会の新しい会長に選出・就任されたので、学恩に報いるためにも、コミットの度合いを以前よりも意識的に高めたいと思っている。具体的には、来年3月25・26日に東北大学で開催予定の研究大会において、13年ぶりの研究報告をエントリーした。卒業式は19日で最終教授会は27日(のはず)なので、おそらく重ならない。*3

10月以降は自由に研究できる身分に戻る。2年間の不自由の鬱憤を晴らしたい。

*1:師匠のT中先生からは「いちばん思い入れの強い学会」だとうかがっている。

*2:社会思想史学会にはもともと部会例会が存在せず全国大会のみ。

*3:実は、来年5月の経済学史学会全国大会での研究報告のエントリーもぼんやり考えていたのだが、こちらのほうは裏方に徹するべく、最終的にエントリーを諦めた。開催校責任者なので。両学会は開催日が2か月離れているのに、エントリーの締め切りはなぜかほとんど同じで、9月中旬。