Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

恋人でもないのに・・・

2日連続の精励刻苦でさすがにエネルギーが枯渇した模様。「明日は非番だ」という安心感も手伝って、昨夜の眠りは思い切り深かった。目覚めたら11時前だった。

大学には行かず、自宅で仕事。まずは某人事の審査報告書を完成させねばならない。先週水曜の委員会で同僚2人(副査)から頂戴したコメントをもとに加筆修正する。何とかまとめて、2人にファイルを送信する。明日の委員会で最終チェックをすませたら、来週水曜日の教授会で報告して、この仕事は終了となる。

次いで、明後日の「経済哲学」の講義レジュメの作成に着手する。昨日完成させた原稿(南山大社会倫理研究所)から多くを転用することができたので、意外にサクサク進む。9割方完成。明日、大学で細部の手直しをする予定。

南山大の原稿を仕上げる過程で、マルサス研究についてこれまで抱えていた疑問やモヤモヤ感をかなりの程度解決することができた。バラバラの知識の断片が徐々につながっていくのは快感だった。今年はマルサスについてだけでも5本の論文(科研「野蛮と啓蒙」、T中先生退職記念論集、S藤先生退職記念論集、南山大社会倫理研究所、経済学方法論フォーラム)を同時進行で書き進めなければならず、議論の重複を避けながら相互に関連づけるのがとても難しかった。最終的に、『食糧高価論』(とマルサスの救貧思想)、『人口論』第2版におけるペイン批判(と改訂問題)、経済発展段階論(とその系論としての農工バランス論)、ケインズ『人物評伝』の「マルサス伝」という4つのテーマに棲み分けられそうである。

それにしても、ここ数週間、本当にひたすらマルサスのことばかり考えていたなぁ・・・。恋人でもないのに・・・。

久々に自宅の掃除もできた。特に冷蔵庫の中を掃除できたのは大きいな。

【683】 自転車で移動したために歩数が稼げなかった。ダンベル2セット、腹筋4セット。BGMはこれ。

神々の戦い(紙ジャケットSHM-CD)

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