Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

灯台下暗し

研修期間中の今学期、大学に行くのは水曜と金曜を基本にしているが、月曜日の今日、イレギュラーな会議のために大学へ。せっかく大学に行ったので、ついでに図書館で調べもの。

このたびオーストラリアで発表する英語論文は、昨年9月にコルシカで発表したものの改訂版である。このブログの記録によれば、昨年5月4日に執筆を開始したようである。執筆開始からかれこれ1年2か月ほどが過ぎた。それにもかかわらず、いまだに「あの文献を参照し忘れている!この文献も忘れている!」という発見が続くのは、今回の論文の第二章を当該テーマに関する先行研究のサーヴァイに充てているだけに、まことに困ったことである。

灯台下暗し。基本的な文献ほど、参照し忘れてしまうのである。そして、その基本文献に意外に重要な情報が記されていたりする。James BonarのMalthus and His Workが教えてくれたのだが、どうやらWilliam PaleyのThe Principles of Moral and Political Philosophyについて、そろそろ本気で勉強せざるをえなくなってきたな。

http://books.google.com.pe/books?id=121XAAAAMAAJ&hl=en&source=gbs_navlinks_s

http://oll.libertyfund.org/?option=com_staticxt&staticfile=show.php%3Ftitle=703&Itemid=27

両方ともネット上でただで読めてしまう。本当に便利な時代になったものだ。

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