Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

Sydney Fish Market(シドニー119日目)

Fish Market


午前。大学マネジメント協会からの依頼で、豪州視察中の(東鴨川大元副総長を含む)のご一行をシドニー大学へ案内する。普段であればさほど人気のない土曜日のキャンパスだが、今日はたまたまオープンキャンパス(Open Day)が開催されていたため、普段以上に活気のあるキャンパスを見てもらうことができた。

たまたまUTS(シドニー工科大学)でもオープンキャンパスが開催されていたので、そこまでご一行をお連れして、自分の担当業務は終了。

業務終了後、Central駅前で髪を切る。マンチェスターの学会ではさっぱりした頭で報告したいので。前回は7月9日に切ったが、その時に一度訪れただけなのに、理容師さんが僕のことを覚えてくれていてびっくりした。

午後。いったんATP Campusへ戻る。昨日忘れていたマンチェスターの宿泊ホテルのバウチャーをプリントアウトするためだ。Saint Germain Patisserieに入店したら、いきなり"Anything else?"と尋ねられた。てっきり、他のお客さんに対してかけた言葉だろうと思って、クロワッサンを注文したら、Large Latteが一緒に出てきた。驚いた。毎度毎度Large Latteを注文するので、お店のスタッフが気を利かせてくれていたのだ。実は今日に限ってクロワッサンだけを注文するつもりだったのだが、そんなことをスタッフに言うわけがなく、Latteのほうもありがたくいただく。

ここでHさんと合流する。Hさんの提案で(バスとライトレールを乗り継いで)Fish Marketを目指すことに。シドニーは海の幸でもたいへん有名な街であり、以前からFish Marketのことは気になっていたが、なかなか訪れる機会がなかった。Hさんの提案は渡りに船である。Fish Market駅には、ご覧のように、この駅にぴったりなかわいらしい魚の装飾が施されている。

Fish Market内は想像していた以上にすごい熱気。売る側も買う側も中国系の人々が目立つ。実際、マーケット内のいたるところに漢字の表記が見える。

まず、牡蠣と(Hさんお勧めの謎の魚)Barramundiを食す。美味。さらなる満足の高みを求めて、続いてホタテと鮭のドリヤ(風のもの)を食す。これまた美味。

食後、何と野生のペリカンと遭遇する。がたいが大きいので、近くで見るとものすごい迫力で、その巨体が軽々と宙を舞っているのを見られたことは、一種の驚異であった。

ここでいったんCentral駅へ戻る。Hさんの希望で、Circular Quayに行ってみることにしたが、生憎、保線工事のために電車は運休しており、代替バスに乗って移動する。Hさんにとって、シドニーのシンボル、Opera HouseやHarbour Bridgeを生で見るのは初めてのことである。記念撮影に協力する。続いて、The Rocks Marketを案内し、シドニーの最古のパブの一つであるOrient Hotel(1844- )にてビール休憩をとる。

日が暮れるまでけっこう時間があったので、再びCentral駅へ戻り、今度はUTS〜China Town界隈を案内する。そうこうしているうちに、日が沈み、お腹も減ってきたので、(自分自身としては三度目となる)Broadwayのネパール料理店Himalayan Char Grillへ。前回は7月11日にHさん(今おられるHさんとは別人)、Tさんと三人で訪れたが、その時に三人そろって「うまい!」と歓喜の声をあげた絶品Goat CurryとButter Chickinを再度注文する。今日もHさんと二人で「うまい!」と歓喜の声をあげた。お店の女性スタッフが7月11日に注文したメニューの内容をすべて覚えていたことに驚かされた。

いつになく高密度な一日であり、驚きの多い一日であり、最高に贅沢な食生活を送った一日でもあった。