休日。娘を連れてこどもみらい館へ。5か月の間に体力を飛躍的に向上させた娘は、どんなに遊んでも遊び足りない様子。空腹を忘れて遊びに没頭していた。待っている僕のほうが空腹を我慢するのに四苦八苦。14時半近くになってようやく昼食にありつけた。自宅とみらい館を往復する間も、娘は一瞬たりとも休むことなく、しゃべるか歌うかしていた。まだ3歳にもなっていないのに、驚嘆すべき体力である。
娘を見守っている間にふと思い浮かんだことだが、「肉じゃが」と「フィッシュ・アンド・チップス」って、とてもよく似ている。周知のように、日本とイギリスそれぞれの国民的メニューだが、そればかりでない。どちらも食材名を単に並べたネーミングで、調理法を指示していないのに、「肉とじゃがいもをどのように調理するか(→煮る)」「フィッシュをどのように調理するか(→揚げる)」は決まっている。また、どんな肉か、どんなフィッシュかについても、どちらも肉が牛肉だったり豚肉だったり、フィッシュがcodだったりtroutだったり、適度なゆるさがある。
帰国して今日で4日。英語を使う機会がまったくない。これではせっかく鍛えた英語力も短期間で確実に衰えてしまう。なぜ日本人は英語が苦手なのか? なかなか上達しないのか? 答えは明らかだ。普通に生活していると英語を使う必要がないから。使わなくても不便がないから。
今夜の月はうっとりしてしまうほど美しい。