Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

13・14・15期合同ゼミ合宿@飛鳥文化研究所

恒例の冬合宿。しかし、過去最悪の卒論執筆状況により、心身ともにボロボロの2日間であった。ここ1, 2週間の労働密度があまりに高すぎためだ。「冬合宿が最終締め切り!」とあれだけ何度も強く警告していたにもかかわらず、14期生の半数以上が最終稿未提出のまま迎えた今年の冬合宿。しかも、危機感のあまりの希薄さに驚き呆れた。ほとんど誰もパソコンを合宿所に持参していない。なんでや? 僕が必死に時間を捻出して(合宿中の休憩時間すら放棄して)君たちの添削に充てているのに、どうして君たちは寸暇を惜しんで書こうとしないんだ? いくらなんでもおかしいぞ。

やはり去年と同じことを考える。卒論の不合格により留年してもらうべき者が何名かいる。そのほうが当人のこれからの人生にとってもプラスが大きいように思う。痛い目に遭わないかぎり、だらしない自分自身を永遠に直視しないだろう。

合宿終了後、自宅へ直帰したかったが、明日・明後日を休みにしようとすると、どうしても今日中に卒論を片づけておかねばならない。大学へ。しかし、最終締め切り日に提出された卒論の多くが「最終稿」に程遠いレベルで頭を抱えるばかり。添削必須の状態だ。かなり頑張ってみたが、とにかく量が多くて、一個人の努力の範囲で超えている。数時間で片付く仕事ではない。だんだん頭が朦朧としてきて動かなくなったので、21時に業務停止。ギブアップ。これ以上自分の時間を学生に捧げるのは無理だ。家族にも迷惑がかかる。

明日・明後日は休みにする! 家族のために使う!・・・しかし、26日の方法論フォーラムの報告の準備に使うはずだった時間のすべてを卒論に奪われてしまった。ほとんど何もできていない。泣きたい。