Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

『バーク読本』がついに完成!

『バーク読本』がついに完成!


日本イギリス哲学会関西部会第56回研究例会@キャンパスプラザ京都に出席する。イギ哲の関西部会に出席するのはかなり久しぶりのような気がしていたが、調べてみたら実際にそうで、2013年7月20日以来、4年ぶりであった。もともと経済学史学会開催部会と日程が重なることが多いうえ、ここ数年は本務校の行事と重なることも多くなり、そうでなくても育児を優先しなければならない場合もあって、すっかり足が遠のいていた。たまたま今日の日中は何の用事も入らなかったため、出席することができた。まだポストを得ていない若手3名の報告(哲学が2人、思想史が1人)を聞かせてもらったが、新しい知見をたくさん得られて実に有益であった。懇親会のほうは家庭の事情でご遠慮させていただいた。

17時15分にキャンパスプラザ京都を出て、いったん帰宅する。祇園祭(後祭)の最中ということで、今宵は娘が昨年に引き続き、鯉山でろうそく売りのお手伝い(19〜20時)をさせてもらうことになっていたためだ。保護者として付き添う。京都情緒を満喫する。むちゃくちゃ暑かったけれども。

ここ数年、最もエネルギーを注いでいたプロジェクトの成果、『バーク読本』がついに完成し、本日実物が手元に届けられた。個人的には、バーク研究を開始してちょうど25年という節目の年に出せたことがうれしい。僕の40代は、『イギリス保守主義の政治経済学』の出版から始まり、『バーク読本』の出版で終わるわけだな。充実した40代だったと言ってよいだろう。