Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

修論個人指導

午前中は耳鼻科へ。昼前に大学到着。3-7限、5コマ連続で、Jさんの修論個人指導を行う。卒論と違って分量が多い(現時点で本文+注で約35000字)ため、最終章の「まとめ」で初出の情報にもとづいて新しい議論を展開していることや、前の章と後の章とで書かれている内容に矛盾があることをようやく発見したりして、修正にかなりの時間を取られる。加えて、Jさんは中国からの留学生なので、内容だけでなく日本語として自然な表現にするための添削にも時間を取られる。何を書こうとしているのかが読んだだけでははっきりわからず、本人に直接尋ねなければならない表現も少なくない。かなりの重労働である。実際、3日間(11/22, 26, 27)で90分×9コマを個人指導に使ったことになるわけだが、それでもまだ終わらない。しかし、今の時期にこれだけ書いてくれていれば、最終締切(1/15)には絶対に間に合うので、その点での安心感は大きい。実に勤勉な学生さんで、教えながら僕自身が教えられることも多い。

まだ注の手直しが残っているものの、本文のほうのチェックはすべて終わり、今日で「初稿(ほぼ)完成」と言える状況になった。明後日の院祭(研究発表会)には何とか間に合わせられた。しかし自分の仕事のほうはまったくの足踏み状態で頭が痛い。