7月31日を18期生の卒論初稿の提出締切に設定しているため、昨日から今日にかけて6人から初稿のファイルが送られてきた。毎年のことであるが、注や参考文献を正しく記すことがなかなかできない。返信で逐一注意喚起せねばならない。マニュアルやサンプルを配布しているにもかかわらず、である。
同じようなことは経済学説史のレポートにも言えて、今学期はLMSにファイルを提出する方式なので、「ファイル名を【・・・】とするように」とマニュアルではっきり指示したのだが、10人に1人くらいはそれを守ることができず、ファイル名が単に「レポート」「経済学説史」となっていたりする。あたりまえのことができない。あるいは、ルールを自己都合で不当に歪曲する。こういう傾向が強まってくると、「これで社会人が務めるのか?」と彼らの将来に教員として不安を覚え、さすがに看過できず、レポートの配点を形式点60点・内容点40点にするなどして、学生に(締切厳守を含む)形式遵守の大切さを実感させるよう努めているのだが、それでも守れない人は守れない。1ページに満たない執筆要領ですら読むのが「めんどくさい」のだろうか。あるいは、それを読んで理解できないほど国語力が低下しているのだろうか。
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