Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

永井先生との約束

十三駅経由(構内のQBハウスで髪を切る)で出勤。リカードウな後輩研究者WKMTくんの関西出張に合わせて昨晩は天満で一席囲んだが、二日酔いが残ってしまい、ややつらい一日だった。日が沈んでから急に寒くなった。『ロシヤ語四週間』(2巡目)を313ページまで(全366ページ)。

昨日の日記に永井先生ご逝去のことを書いたが、実は2017年10月、病床の永井先生から翻訳のサポート(改訳原稿の校閲)の依頼があった。もちろん二つ返事で引き受け、旧版の正誤対照表を準備しておいたのだが、結果的にこの時が永井先生との最後のコミュニケーションとなった。僕がサポートするという話が出版社に伝わる前に先生の容態は悪化してしまったようで、そのまま時間だけが経過してしまった。先生が亡くなられてその翻訳のことが気になり、友人・知人を頼って出版社とつないでもらい、事の顛末を伝えた。出版社は迅速かつ誠実に対応してくれて、たいへんうれしいことに、次回の増刷から正誤対照表にもとづいて字句を修正してくれるようである。これで永井先生との約束を5年ごしで果たすことが(おそらく)できた。ほっとしている。

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