Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

要求書(version 3)の作成

息子を幼稚園バスに乗せた後、民医連にて診察。大学には11時半過ぎに到着。午後は、昨日の三役会議での議論を踏まえて、団交要求書(version 3)を作成に励む。途中30分ほどKBさんと研究上の打ち合わせをZoomで行なった以外は、要求書の作成に集中し、あっと言う間に20時前に。今日も一日がはやい。

ロシア語の勉強は、語彙をなかなか増やせないことが上達の壁になっているが、焦りは禁物。こういう時こそ、基本書をとことん復習すべし。

【8994】

対面授業再開

大阪府に発令されている緊急事態宣言が昨日をもって解除され、今日から千里山では対面授業が再開された。学生たちがキャンパスに戻って来た。

2限、教員組合三役会議。要求書(研究・教育、version 2)の検討。

3限、19期生KTGWくん&NKJくんと卒論面談。

4限、19期(4回生)ゼミ。久々にゼミ生たちの姿を見られてうれしい。議論もしっかりしていて、この学年は本当に頼もしい。留学生Mさんのコメントも鋭いところを突いている。

5限、ワークショップ。対面授業が(残り)5回だけになってしまったので、学期初頭の予定を変更して、ディベート練習に充てる。今日と次回は立論作成のためのグループワークだが、みんな熱心に取り組んでくれてうれしい。

今日もヘトヘトだが、対面授業再開のおかげで先週までとはいくぶん違った心地よい疲労感に体が包まれている。やはり対面授業はいいね。幸せだ。普段学生たちからどれだけたくさんのエネルギーをもらっていたかを改めて実感した。

【5881】

仮面ライダーアマゾンと地獄大使のコースター

午前中は息子を連れて(昨日行くのを断念した)宝が池公園へ。3月7日*1以来なので3か月半ぶりになる。緊急事態宣言による休園のために、ずいぶんとブランクが空いてしまった。残念ながら娘は連れて行けない。娘は通っているスイミングスクールで4月末に4級から3級に進級した関係で、レッスン日が水曜の夕方から日曜の午前に変わってしまった。そのため、日曜の午前に息子と娘を一緒に連れ出すのはスクールが休みでないかぎり無理になったのだ。

6月ももう下旬。日差しがかなり強くなっているので、熱中症を避けるべく、10時過ぎに到着し、11時半前には退散する。それでも息子のお目当ての遊びたい遊具はすべて制覇できた。炎天下でも息子は元気溌剌で、結局、ダウンしてしまったのは父親のほう。帰宅後2時間ほど完全に意識が消えた(要するに昼寝)。体力が明らかに落ちている。腰痛もまだ残っている。なさけない。

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僕が眠っている間に妻・娘・息子はアイロンビーズで何やら工作中。それは何と父の日のプレゼントで、仮面ライダーアマゾンや地獄大使のコースターなどをいただけた。これはうれしい。

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夕食のイワシの蒲焼きがたいへんおいしかった。妻が腕をふるってくれた模様。20時から来週土曜日(6月26日)開催予定の18世紀学会大会(オンライン)の予行演習に参加する。

【4263】

どんより感に抗して

昨日とはうってかわって、低気圧の影響により朝からどんよりした気分。以前であればここまで強く影響されることはなかったはずなのだが。自宅を出る時点では出勤拒否寸前の気分に囚われていたが、大学に到着する頃にはいくぶん持ちなおし、何とか大学院の授業3コマをこなす。何とかこなせたのは学部でなく大学院だったから。マルサス『人口論』の議論の奥深さを改めて実感する、研究上の新しい発見の多い1日であった。授業終了後、組合関係のメールを処理しているうちに、帰宅時刻に。

今日もあっという間に1日が終わる。学史学会東北部会(5月29日)での報告原稿をマルサス学会大会(7月3日)までに多少なりとも加筆修正したいのだが、そのための時間確保がかなり難しい。組合議案書作成のほうが優先事項なので。

明日・明後日はオフ。土日ともにオフにできるのは5月15・16日以来。その間、週休1日で走り続けてきたわけで、そりゃためこんだ疲れがなかなか抜けないわけだ。

【6163】

息子から父の日のプレゼント

2限、大学院。3限、20期(3回生)ゼミ。(どちらも来週から対面での授業を再開される。)5限の経済学説史はオンデマンド教材をすでに配信済みなので、今日は授業なし。(こちらも来週から対面での授業。)4限以降の時間は、マルサス学会大会での報告要旨(事前提出)の作成、組合議案書の改訂作業などに従事。

腰の調子が依然としてイマイチなので、帰路、天六のマッサージに立ち寄る。帰宅したら、息子(幼稚園・年中)から父の日のプレゼントが届けられていた。まだまだ「甘えん坊」で「ヘタレ」で「泣き虫」な4歳児だが、病気らしい病気を一度も患ったことのない超健康優良児で、順調な成長をとてもうれしく思う。

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【5942】

視力アップ?(そんなアホな)

日中は教員組合の仕事。定例委員会、福利厚生の要求書に関する三組合(教員・教諭・職員)打ち合わせ。

定例委員会は、組合室の密を避けるため、三役以外は遠隔(Zoom)参加という形式を最初からとっているが、通信トラブルがしばしば発生し、対応に頭を悩ませていた。そこで、トラブルが発生した際に対処しやすいよう、USBマイクスピーカーとUSBウェブカメラだけを用いる超シンプルな方法を提案し、今日試してみたところ、とてもうまく行った。事務職員の方々にもたいへん喜んでもらえた。

6限、大学院の授業。

ここ2, 3か月、かすみ目に悩まされていた。近くも遠くも見えづらく、特に夜が厳しかった。もともとどちらかと言えば鳥目だが、そこに老眼の進行が加わったと思っていた。ところが、今日の帰路(22時前)、昨日までと比べて段違いに見えるようになっており、びっくりした。昨日の日記に脳の疲労感が薄らいできたことを書いたばかりだが、どうやらかすみ目の原因は目よりも脳のほうにあった模様。疲れてきっていた脳が「これ以上働きたくない」とばかりに新たな(視覚)情報のインプットを自己防衛的に拒否し続けていたみたいだ。そうでありながら、ロシア語の勉強は疲労につながらずむしろ気分転換になっていた。人間の体は不思議だ。

あ、そうだ。1つ大事なことを書き忘れていた。『マルサス学会年報』第30号が公刊された。*1拙稿(書評:松元雅和・井上彰編『人口問題の正義論』)が収められていることはすでにこの日記に書いたが、加えて、指導院生O君による初の単著論文も掲載されている。掲載決定に漕ぎつけるまで、二人三脚の濃密な時間を過ごしたので、わがことのようにうれしい。

【6852】

*1:奥付では2021年3月刊となっているが、実際には今月(6月)刊である。

寛解までさらに一歩前進

朝から夕刻までほぼ終日某対面会議。終了後、経済学説史のオンデマンド教材(最終回!)の収録。喉が回復し、腹筋に力を入れて声をはりあげて講義できるのがうれしい。組合関係のメールを読んで返信する。あっと言う間に20時半になる。

片付けるべき仕事が多すぎて、毎日ヘトヘトなのは相変わらずだが、かつてかなり重症だった脳の疲労感(もやもや感・ぼんやり感)が薄らいできて、肉体的な疲れを感じるだけになってきた。メンタルのほうは寛解までさらに一歩前進したようだ。

【6753】

1回生に救われる

先々週も先週も土曜日に出勤したので、週休1日が続き、(メンタルの不調が改善されつつあるとはいえ)肉体的にはまだまだ厳しい。そんな折り、午前中の教員組合三役会議が不開催となったのはありがたい。午前中に体を休めることができた。

3限、授業準備。4限、19期(4回生)ゼミ。5限、ワークショップ。

4月19日から続いていたワークショップ(入門演習)の遠隔授業も今日で終了。準備も本番もかなりしんどかったが、受講生(1回生)がとにかくまじめで、欠席もほとんどなく、ブレイクアウトルームでのグループディスカッションに真剣にとりくんでくれたことで救われた。来週から残り5回は対面授業となり、ディベートの練習に取り組む。真っ暗な画面に向かって話し続けなければならない苦痛から、ようやく解放される。本当にうれしい。授業はライブ。やはり対面がいい。受講生の反応が瞬時に伝わってくるからこそ、教える側もその反応に乗せられて、準備段階では想像もしなかったような授業を作り上げることができるのだ。これが授業の醍醐味だ。

ちなみに、最後の遠隔授業ということで、授業開始前に学歌を流した。


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組合関係の仕事と明日の対面会議の準備で2時間ほど残業。

【5810】

完全な休養日

10時過ぎまで爆睡。息子を宝が池へ連れて行く予定だったが、生憎の小雨で断念。オセロやジェンガで遊ぶ。昼寝もたっぷり。一歩も外出せず。完全な休養日として過ごす。

3月下旬あたりから断続的に不調だったメンタル(不眠、脳が重い、注意力散漫、人の話を聞いているとしばしば意識が遠くなる、どよーんした気分)*1が、数日前あたりから持ち直してきているのが、自分でもはっきりとわかる。抱えている仕事が多すぎることによる過労がメンタル不調のいちばんの原因だったことは間違いないが、仕事の負担を減らす手段を持ち合わせておらず、仕事をまったく進められないほどの絶不調でもなかった(とはいえ経験上「これ以上無理するとぶっ倒れるかも」という不安感は常に持ち合わせていた)ため、学内外の仕事との付き合い方(バランスのとり方)が難しかった。そこでまず、自分に入ってくる情報を必要最小限に減らすことにし、そのために一時期SNSを完全にやめ、浮いた時間を睡眠時間増に回すようにした。また、できるだけ規則正しい毎日を送れるよう、ルーチンを重視した。通勤電車の中でロシア語の勉強(復習が中心)、寝る前の(昭和)仮面ライダーDVDの視聴(with 妻)は、メンタルの安定への寄与が大きかった。これでストレスはかなり軽減されたように思うのだが、それに逆らうかのように緊急事態宣言発令による遠隔授業への移行によりストレスが(仕事量も)激増し、本当に参った。案の定、メンタルの不調が肉体のほうに飛び火して、呼吸器系が不調に陥り、喘息、そして声の出しづらい状態が3週間ほども続いた。「学会報告(5月29日)に穴をあけるわけにはいかない」という責任感が心身へのプレッシャーとなっていたことは否定できない。だが、学会報告終了、喉の完治、対面授業再開(6月21日から)と良い材料がそろってきたら、メンタルの状態が徐々に改善してきた。まだ本来の調子には届かないが、最悪の状態は間違いなく脱したと思う。物事を前向きに捉えられるようになってきた。もっとも、抱えている仕事が多すぎる状況は根本的に変わっていないので、肉体的なヘトヘト感はまだ当分の間続くと思うが。

今年度は千里山奉職24年目にして過去最大の仕事量と言っていいと思うが、2010年1月のように無理をしていることに自分で気づかずに最終的に入院するという最悪の事態にいたることだけは避けねばならない。心の声、体の声に絶えず耳を傾けなければ。

【0】

*1:4月上旬に電車内での忘れ物を連発して、自分でも不審に思い始めていた。