Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

視力アップ?(そんなアホな)

日中は教員組合の仕事。定例委員会、福利厚生の要求書に関する三組合(教員・教諭・職員)打ち合わせ。

定例委員会は、組合室の密を避けるため、三役以外は遠隔(Zoom)参加という形式を最初からとっているが、通信トラブルがしばしば発生し、対応に頭を悩ませていた。そこで、トラブルが発生した際に対処しやすいよう、USBマイクスピーカーとUSBウェブカメラだけを用いる超シンプルな方法を提案し、今日試してみたところ、とてもうまく行った。事務職員の方々にもたいへん喜んでもらえた。

6限、大学院の授業。

ここ2, 3か月、かすみ目に悩まされていた。近くも遠くも見えづらく、特に夜が厳しかった。もともとどちらかと言えば鳥目だが、そこに老眼の進行が加わったと思っていた。ところが、今日の帰路(22時前)、昨日までと比べて段違いに見えるようになっており、びっくりした。昨日の日記に脳の疲労感が薄らいできたことを書いたばかりだが、どうやらかすみ目の原因は目よりも脳のほうにあった模様。疲れてきっていた脳が「これ以上働きたくない」とばかりに新たな(視覚)情報のインプットを自己防衛的に拒否し続けていたみたいだ。そうでありながら、ロシア語の勉強は疲労につながらずむしろ気分転換になっていた。人間の体は不思議だ。

あ、そうだ。1つ大事なことを書き忘れていた。『マルサス学会年報』第30号が公刊された。*1拙稿(書評:松元雅和・井上彰編『人口問題の正義論』)が収められていることはすでにこの日記に書いたが、加えて、指導院生O君による初の単著論文も掲載されている。掲載決定に漕ぎつけるまで、二人三脚の濃密な時間を過ごしたので、わがことのようにうれしい。

【6852】

*1:奥付では2021年3月刊となっているが、実際には今月(6月)刊である。