Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

スクールとスコラ

1年半以上も前に提出した原稿のゲラが今ごろになって届いた。共同論文集なので、おそらく執筆者の誰かの原稿提出が大幅に遅れたのだろう。ずいぶん前に書いた論文なので、内容の一部を忘れかけている。校正には手間がかかりそうだ。しかしここ2週間ほどは猛烈に忙しい。社会思想史学会の報告原稿を書かねばならない。何ともタイミングが悪い。こんな感じで「・・・日まで」という締切つきの仕事が突然舞い込んでくると、休日を返上しなければならないなど、いろいろとしわ寄せが出てくる。学期中の校務負担が年々重たくなってきているので、集中力を要する研究論文の読み書きは片手間にやりたくないし、やろうと思っても少なくとも僕はできない。忙しさに翻弄されたやっつけ仕事から有意味な新しい知が生まれるわけがないだろう。学校(スクール)の原義は暇(スコラ)なのだから。もう少し校務(特に各種委員会や入試業務)の負担を軽減できないものだろうか?