Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

幼なじみのY君とキノハチへ

目覚めがよくない。身体が重い。過労だな。

2限目は3限以降の授業の講義資料のコピーなど。毎度のことながら、意外に時間がかかるんだよな、これが。昼休みは5期生M島さんとゼミの報告の相談。結局時間切れで6限に再度面会することに。

3限は4期ゼミ。理由はよくわからないが、4期ゼミ生はどんな本を読んでも就職活動ネタにつなげてしまう傾向がある。実践的と言えば聞こえは良いが、そういうネタで報告すれば他のゼミ生が積極的に関与してくれるはず、という安易な期待も少しばかり見え隠れする。僕としては、報告者がテキストを徹底的に読み込んだ結果、他のゼミ生が「こんな読み方もあったのか!」と感嘆の声をあげるくらいであって欲しいのだが、概して本を強く深く読み込むことへの執着が希薄だ。だから誤読も多い。これは4期生の大いなる弱点だな。

4・5限は3期ゼミ。I田君、Hまっきーさんはいずれも12月22日(補講日)での再報告が決定。

6限は空きコマだが、4期生H川君、5期生M島さんがゼミの報告の相談にやってくる。多くの3期生が居残って二人の相談相手になってくれた。感謝。

7限の学説史の後、キノハチで幼なじみのY君と夕食。お互いの論文を初めて交換したが、何だか不思議な気分。幼い頃はあんなにバカ話を交わしていたのに、会わなかった18年の間に、お互いが研究者になっていたのだから。Y君の専門は日本近世史なので、論文には難しい漢字が多いし、しかも僕が中学・高校時代に大の苦手だった古文の史料の引用も多数。読むのに大いに骨を折った。いまだに古文が苦手であることを再確認。

それにしても、18世紀の英語は読めるのに18世紀の日本語が読めないのは、日本人としてやはり恥ずかしいものだな。