Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

充実した出張

今回の横浜出張はあらゆる意味で充実していた。

第一に、出張の主たる目的である学会それ自体が充実していた。僕の興味を惹く題目の報告が目白押しのプログラムで、聴講可能な個人研究報告7本すべてを聴講するに至った。自分の興味を惹く報告がこんなにもたくさんプログラムに載っていることは以前にはなかったし、研究報告を7本も聴講できるだけの体力もなかった。3, 4本も聴講すれば、頭がぼぉーとしてきたり、腰や背中が痛くなってきたが、今回はそんなことはまったくなかった。ダンベル体操の成果なのかどうかはわからないが、体力が向上しているようだ。報告の内容も聴講してよかったと思えるすぐれたものが多かった。

人間関係の広がりもあった。Y大のTさんから、H大のSさんを紹介していただいた。懇親会後の二次会・三次会にまで誘っていただき、終電近くまで学問談義に耽ることができた。先輩研究者の知られざる学問的ルールを知ることができるのは楽しい。「頼れる兄貴」と慕っているS大Yさん、Y大Hさんとの対話からは、毎度のように大きな刺激を受ける。僕の場合、こうした対話から新しい論文のネタが生まれることが多い。やはり孤独の中では研究はできない。前々から面識だけはあったO大の院生Nさんとも初めてゆっくりと話をする機会を持てた。

宿泊したホテルも大当たりだった。僕はお風呂大好き人間なので、出張の目的地(今回は神奈川大学)から多少時間がかかっても、できるだけ大浴場設備のあるホテルに泊まるようにしている。湯ぶねに首までつかると、疲れがしっかり取れて安眠できる。睡眠の質は出張中の身体能力を大きく左右する。今回利用した「アパホテル横浜関内」*1は、僕が東京出張の際の定宿にしている「ドーミーイン浅草」*2と同様に、最上階に大浴場がある。つまり、露天風呂が楽しめるのだ。*3建物も部屋もたいへん美しい。交通至便で、駅から徒歩1分あるかないかの距離。部屋が狭いことが難点だが、それを差し引いても驚くほど安価だ。次回の横浜出張でもぜひ利用したい。*4

なお、「ドーミーイン浅草」は大浴場が一つしかないので、時間帯で区切って男女入れ換え制をとるが*5、「アパホテル横浜関内」は大浴場が二つ(男湯・女湯)なので、入浴設備に関しては「アパホテル」の勝ち。他方、「ドーミーイン浅草」は朝食がたいへん充実。フロント横のPCでインターネットを使いたい放題なのも魅力。*6

「寝る前の10分に簡単ダンベル体操」だが、さすがにダンベルを持っていくわけにはいかないので、26・27両日とも仕方なく省略。26日のみ腹筋100回で代替。*7

学会の出席者数は今日よりも昨日のほうがかなり多かった気がする。なぜ今日は少ない? お馬さん好きが多いせい?

中華街に行く時間はさすがになかった。次回こそ。

今日(28日)の「寝る前…」→○(1セット)

*1:http://www.apahotel.com/hotel/ah_yokohamakannnai/index.html

*2:http://www.hotespa.net/hotels/asakusa/

*3:「水風呂」に‘water bath’という珍奇な英語を併記するのはやめて欲しい。通じないよ。エレベーターホールの前には「ベンダーコーナーは14階」というプレートが。「ベンダーコーナー」には何の説明もない。何のコーナーなのかわからない日本人は多いと思う。どうして「自動販売機」って日本語表記しないのだろう?

*4:関内界隈を散策して驚いたのが、コンビニの出店数の多さ。「超」がつく過密出店。商圏は半径50メートルないかもしれない。

*5:チェックインが遅くなると、女性は入浴できなくなる。

*6:アパホテル横浜関内」ではインターネットは10分100円。ただしPCさえ持参すれば、部屋でのインターネットは無料。

*7:27日はかなり酒に酔ってホテルに戻ったため、腹筋は不可能。