Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ようやく軌道に乗ったかな?

朝から5限の「学際研究演習」をどう進めようかと頭を悩ませていた。何しろ前回(第1回)の授業では履修義務科目であるにもかかわらず出席者は履修登録者の半分以下。体育会に所属者が多いこともあり、平均して何人くらいが出席してくれるのか、まったく読めない。出席者が2,3名でも14,5名でも、あるいは1回おきに出席するような学生がいたとしても(いて欲しくないけれども)、授業として成立するような(手持ち無沙汰な学生がゼロであるような)グループワークの方法を考えねばならない。いろいろと思案した結果、10枚綴りのディベート用ワークシートを思いついた。過去の授業のデータを蓄積できるのがミソ。恒常的な出席者にはグループ内の意見のまとめ役として活躍してもらえる。出席者数が不安定でも、毎回ゼロから始めなくてすむ。

この教材の作成に14時過ぎまでかかる。その後、3期生T屋君が久々に来訪。そのまま4限の6期(2回生)ゼミを見学することに。5期M口君も見学。

6期ゼミはディベート入門の2回目。テーマは先週と同じだが、その場でいきなりグループに分けて立論準備させた先週と違って、事前にグループのメンバーも決め、立論準備の時間を1週間与えたために、当然のことながら、立論内容のレベルは先週よりも格段にアップする。「教育」「犯罪」「格差」「環境」の4グループのメンバーも決定。いよいよ来週のゼミから本格的にゼミ大会の準備にとりかかることになる。

「学際研究演習」の出席者は12名。先週から4名も増えた。「少年犯罪実名報道の是非」をテーマに6人対6人でディベート。12名中10名がディベート初経験だった(H野ゼミ生が2名いた)ことを考えれば、全員が積極的に立論に関わってくれただけでも大成功と言えよう。これでようやく軌道に乗ったかな? そう信じたいものだ。

寝る前の10分間筋トレ→◎(ダンベル2セット) BGMはこれ。発売された当時(8年前)はかなり興奮・感動しながら聴いた記憶があるのだが、今になって聴きなおすとかなり印象が違う。現在のDream Theaterとは比べものにならないくらい演奏が乱暴で雑なのだ。特にラブリエがダメ。声が出ていないし、一本調子で、音程も不安定。シェリニアンのキーボードは音色のチェンジがワンテンポ遅いし、音色の選択も曲に合っていない。もっとも、彼等自身がスランプの時期だったことを後に告白しているから、目をつぶるべきなのかも。天才集団であっても「ローマは一日にしてならず」といったところか。

ワンス・イン・ア・ライヴ・タイム

ワンス・イン・ア・ライヴ・タイム