Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

河原町通り・北上の旅

ハンナの角煮丼


久々の休日らしい休日を思いきり堪能する。

午前中は整体でリフレッシュ。その後、四条大橋西詰北側のナチュラル・フード・カフェ「ハンナ」で昼食をとる。最近しばしば通っている店なのだが、本当にあっさりした味つけで、胃腸に負担がかからない。それでいて美味なのだ。*1

今日は「角煮丼セット」を食べた。豚角煮と餅と玄米のふりかけのハーモニーがたまらない。大根サラダか赤だしかドリンクを選択できるが、僕はサラダを選ぶ。これで600円。おすすめ。こんなお店が一軒でも千里山大界隈にもあればなぁ。

http://hannah.jp/cafe/index.html

http://yoririn.blog5.fc2.com/blog-date-20061107.html

「ハンナ」のすぐ横に今話題の「不二家」があるのだが、予想通り閉店していた。経営トップにかなり問題がある会社だったようだが、何の落ち度もない一般社員やパートさんが気の毒でたまらない。

↑サミットなんか要らない。

「(3月1日に決まった)6期生座禅会の昼食はどこがいいだろうか」などと考えながら、四条河原町の交差点に。整体で身体が軽くなって気持ちいいので、そのまま河原町通り北上の旅(実はただの散歩)に出る。

まず、ジュンク堂BAL店に立ち寄る。6冊購入。1,2冊目は研究用。3,4冊目はゼミ生用。5,6冊目は個人的趣味。

啓蒙主義の哲学〈上〉 (ちくま学芸文庫)

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啓蒙主義の哲学〈下〉 (ちくま学芸文庫)

啓蒙主義の哲学〈下〉 (ちくま学芸文庫)

奇跡と呼ばれた学校―国公立大合格者30倍のひみつ (朝日新書 25)

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人生、勝負は40歳から! [ソフトバンク新書]

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そのまま河原町通りを北上。三条、御池、二条を過ぎる。河原町丸太町の交差点を少し上がって東側に、長年お世話になっている古書店「今村書店」がある。院生時代の僕のライブラリーの充実は、ここと河原町今出川北東角の「善書堂」に負うところ大。*2研究生活も大学院5年+教員9年=14年ともなると、たいていの重要文献は揃えてしまっているので、掘り出し物と出会えることは少なくなった。それが最近は少し寂しくもある。

荒神口の交差点を少し下がった東側にひっそりと居酒屋「ささじ」がある。とても小さなお店だが、味のほうは本格派。ちょこちょこ行っている。ここもおすすめ。

http://www5c.biglobe.ne.jp/~sasaji/

さらに河原町通りを北上すると、右手に京都府立医大病院が見えてくる。今ではほとんど見かけることのない古くて青いポストを発見。

さらに北上。右手に学生時代に頻繁に通ったバー「STUDIO 37」が見えてくる。今年で開店25年らしい。おめでとうございます。ガレージをそのままバーに改造したようで、解放感のある店内が魅力。こんな店、ありそうでなかなかない。値段もリーゾナブル。最近は訪れてないけれど、今でもMTVをガンガン鳴らしているのかな?

さらに北上。河原町今出川(出町)の交差点に到着。*3三●東●UFJ銀行と郵便局に立ち寄ってから、「善書堂」で小一時間ほど古書を物色する。この交差点の南東角にある日本酒バー「瓢」*4もおすすめだ。ミスド出町店でコーヒー・ブレイク。買ったばかりの『人生、勝負は40歳から! [ソフトバンク新書]』を半分ほど読む。

整体の揉み返しなのか、眠くなってきたので、いったん自宅へ戻る。ここまでが徒歩。しばらく休憩の後、再度自転車で外出。高野の「コジマ」でデジカメを物色。

こんな感じで休日らしい穏やかな一日を過ごしたが、週末(土日)は恐怖の大学入試センター試験の業務が待っている。2日とも7時50分集合。電車ナビで計算したら、6時20分出町柳発の電車に乗らねばならない。これはきついね。解放されるのも19時を過ぎるようだ。外勤(警備と学生誘導)なので、雨と雪だけはご勘弁したい。

寝る前の10分間筋トレ→◎(ダンベル2セット) 昨日は睡魔に負けて休んでしまった。BGMはこれ。話題の“ザ・ビートルズ最新作”。今さら感動などはないが、#14のはまり具合は特筆すべきだろう。「Tommorow Never Knows」のリズム・トラックに乗せて、ジョージの「Within You Without You」のヴォーカルが違和感なく聞こえてくる。

LOVE (通常盤)

LOVE (通常盤)

*1:「あっさり」にこだわっているあたりが、いかにも不惑間近の老体である。いくら人気が沸騰していても、さすがに「メガマック」に魅せられるほど若くはない。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070118-00000221-reu-bus_all

*2:この2軒以外では、阪急梅田古書街の「梁山泊」と神戸三宮センター街の「後藤書店」に足繁く通った。関西で社会科学系が充実している古書店は当時から少なかった。

*3:この界隈の様子についてはかつて紹介したことがある。http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20060904

*4:http://operamagic.cocolog-nifty.com/bar_hisago/