Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

6期生座禅会

サントリー山崎蒸溜所


nakcazawaゼミの春の恒例行事、座禅会が行われた。3期生から始まったこの催しも今回で4回目を数える。今回は6期生(もうすぐ3回生)17名*1とともに。

例年は午前中に座禅、午後に京都観光というスケジュールだったが、今年は趣向を変えて(同じことを繰り返すのは嫌なのだ)、午前中に工場見学、午後に座禅と染色体験というスケジュールを組んでみた。*2

まず9時40分にJR山崎駅に集合し、サントリー山崎蒸溜所を訪れる。僕個人としては5期生と訪れた一昨年秋以来2回目になる。前回と違って文句のつけようのない晴天に恵まれた。ウイスキーの製造工程を見学した後、「山崎」と「白州」のテイスティングをさせていただく。気管支炎を長らく患っていた関係で、体内にアルコールを入れるのは2月9日の4期打ち上げ以来になるはずだ。微量でもさすがにおいしい。薬で破壊されていた繊細な味覚が甦ってくるのが嬉しい。

工場見学終了後、阪急大山崎駅から河原町駅へ移動し、昼食をとる。祇園の花見小路を通り抜けて、例年座禅の指導をお願いしている霊山観音へ。

座禅会は13時半開始。約1時間。正しい呼吸法を教えてもらうと、座禅をしている時間が短く感じられるようになる。僕自身、1回目の10分は呼吸が不安定なためにずいぶん長く感じられたが、2回目の15分は1回目の10分よりずっと短く感じられた。一瞬だが「無」の境地にも浸ることができた気がする。やはり呼吸が大事なようだ。斎藤孝の言っていることは正しい。

咳き込まなくて安心したが、(座禅中はさほど意識しなかったが)道場が寒かったせいだろうか、昨日から悪化しつつあった肋間神経痛がさらに悪化してしまう。小さな咳き込みや少し身体をねじっただけでもかなり激しい痛みが走るようになってしまう。

京友禅体験まで1時間近く余裕があったので、清水界隈を散策して時間をつぶす。15時半から京友禅体験@丸益西村屋。*3

見学だけだとどうしても「受身」になってしまうので、自分の身体を積極的に動かす体験学習の機会を増やしたかった。そんな時に友人Uさんからこの工房の存在を教えてもらった。僕を含めて全員が初めての染色体験だったが、僕自身に関して言えば、学生時代に所属していた劇団での小道具作りを思い出させてくれて、とても楽しかった。しかしいかんせん体調が悪すぎた。身体の痛みに耐えながらの作業だったのがつらかった。作業中、ご主人から染色ビジネスの今後について尋ねられたのだが、十分にお答えすることができなかった。失礼なことをした。

17時半に終了。解散前に短いミーティング。残念ながら、4月から他大学に編入するために、K村君が3月いっぱいで退ゼミする。そのことが本人の口から報告される。他のゼミ生に衝撃が走った模様。送別飲み会くらい開いてあげたかったが、本人から口止めされていたからなぁ・・・。

18時半に帰宅できたが、肋間神経痛がひどく、すぐに布団に入って横になる。小さな咳でも痛みが走り、その痛みのレベルが昨日よりもかなり大きい。ここ数日ほとんど咳き込まなくなり、喉も回復してきたのに、一難去ってまた一難である。銭湯に行って少しましになったが、引越までに完治させないと本当にやばい。

ダンベル体操はもちろん不可能。実は昨日の夜も実は肋間神経痛に苦しめられ休まざるをえなかった。*4痛みの大きさから考えて、神経痛ではなく肋骨が折れている可能性もあるので、明日病院に行ってみようと思う。

*1:本来は18名だが1名欠席。

*2:遅刻者の発生を防ぐ目的もある。ご指導くださるお坊さんをお待たせするような失礼を避けたかったのだ。

*3:http://www.kyo-komachi.com/

*4:にもかかわらずリアルタイムで「タモリ倶楽部」を見ていたが。