nakcazawaゼミ春の恒例行事*1だが、昨今の状況を受けて、午前中の工場見学をなくすなど規模・移動距離を抑えて実施した。また、僕自身のほうで、人数分のマスクと消毒液を持参して、ゼミ生に衛生面の注意を促せるようにした。京阪祇園四条駅12時に19期生16名全員が集合(遅刻者ゼロ、偉い!)。指導教員が「晴れ男」の面目を躍如させて、またしても晴天に恵まれた。
もともと何事に対しても真剣に取り組んでくれる19期生の気質に加えて、昨今の喧しい状況が「座禅を通じて自分の心を見つめ直すこと」の意味を高めたのかもしれないが、例年に比べて集中力と緊張感の高いすぐれた座禅会であったように思う。毎年座禅指導をしていただいている霊山観音のご住職が今回してくださったお話はとりわけ印象深い内容(人間の心を鏡にたとえたもの)だった。観音様を背景にしての記念撮影の際にもマスク着用が多かったのは、さすがに今回ばかりは仕方のないところ。観音様、どうかお許しください。
霊山観音から歩いてすぐの「きよみず亭」で遅い昼食を兼ねたゆば・とうふ作り体験に興じる。初めての体験だったが、難しくないうえに楽しくて、スタッフの方も親切で、価格も割高感がなくて、たいへん良かった。幹事はよくこんな面白いところを見つけてくれたなぁ。
最後に「平成の大修理」をほぼ終えたばかりの清水寺を参拝したが、予想通り、参拝客はかなり少なかった。特に外国人観光客の少なさが目を惹いた。ゼミ生のほとんどが初めてor小学校の修学旅行以来の清水寺参拝となった。縁切りで有名な安井金毘羅宮に少しだけ立ち寄って、17時前に祇園四条駅で健全に解散した。
有能な幹事3名(SEK君、YSOK君、HGCさん)が抜群のチームワークを発揮してくれたおかげで、とても楽しい1日を過ごすことができた。これで19期生の2回生としての活動は終了。次回顔を会わせる時には彼らはすでに3回生に。後輩となる新ゼミ生(20期生)を迎える準備を開始しなければならない。僕自身が勝手に思っているだけかもしれないが、この座禅会にはゼミ生が後輩から先輩になるための儀式的な意味合いもある。
かなり歩いたはずだが(おそらく1万数千歩)、万歩計の調子が悪く、残念ながら記録なし。日頃の運動不足がたたって、帰宅後、全身が猛烈な筋肉痛に襲われた。