Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「ディベート入門」に悩む

今日の校舎改築工事


2限、「基礎演習1(ディベート入門)」。今日で4回目になる。

前回(先週)の授業から実戦練習に入っており、受講生には「良かった点、改善すべき点」をクラス掲示板に書き込むように指示していた(書き込みがない場合には欠席扱い)が、その書き込み状況がひどかった。

書き込まれたコメントをもとに今日の授業の準備をしてもらうことにしており、ギリギリに書き込んでも意味がないのに、26日(土)の時点で書き込みはたった1名。昨日の時点でも3名が書き込んでおらず、痺れを切らして督促メールまで送ったものの、1名には無視される始末。大半のコメントが前々日と前日に書き込まれたので、授業準備にはほとんど役立たなかったように思う。

ある程度は予想していたことだ。他のメンバーの反応を見てから、自分の出方を決めよう。無難にすませよう。みんながそう思ったために、誰もコメントを書き入れようとしない膠着状態が生じてしまった。

授業冒頭の30分間、そうした受講態度がの無益さを説くことに費やす。「信頼されたければ信頼に値される行動を積み重ねること」「力を出し切ること」の大切さを力説する。伝わったのか、伝わらなかったのか、それはわからない。ただ、ディベートの試合への「本気」度は、前回より高くなっているように感じた。今後の成長に期待したい。

昼休み〜3限、専修会議。ゼミ募集のあり方をめぐって議論。

4限、明日の「ワークショップ1」の準備。実は生まれて初めてPC実習のインストラクターを務めることになっている。僕はかなりのPC音痴だが、当番で無理やり務めさせられることになった。インストラクターと言っても、内容は大したことない。図書館の蔵書検索の仕方など。しかし、これまで一度もパソコン教室で授業を行ったことがないものだから、マシンの基本的な操作(自分のモニターの画面を学生のモニターに映し出すことなど)の勝手がまったくわからない。専門の職員に初歩の初歩から教えてもらう。テクノストレス大。

5限、(昨日の夜の続きの)某翻訳を少しだけ。こういうアナログな仕事のほうが僕の性には合っている。

夜は某宴席。

大塚久雄『社会科学の方法』は何度読み返しても名著だと思う。昔の新書の格調の高さにはおそれいるばかり。

腹筋3セット。