Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

高校の先生方を前に講演

午前中は新居の片付け。近所のホームセンターへ買出しも。

午後は高槻市内の某高校へ。(生徒対象の)出張講義のための高校訪問であれば、これまで何度もあったけれども、先生方の研修目的の講演会で講師を務めるのは今回が初めて。

「講演会」ではなく(ワークショップ形式の)「意見交換会」にするつもりで準備していた。しかし、時間配分に失敗してしまい、グループワークのための時間を十分に確保することができず、結果的に講演会になってしまったことが大いに悔やまれる。自己採点すれば、65点くらいだろうか。ネタ(講演の中身)は悪くなかったように思うのだが、いかんせん、調理・盛りつけが下手くそすぎた。

「経済学説史」の講義であれば、これまでの経験の蓄積から、「90分でこれくらい話せる」という勘どころを身体が覚えてくれているのだが、今回のような講演は初めてだったので、その勘がうまく働いてくれなかった。スリム化すべきところを逆に膨らませすぎてしまったようだ。途中で軌道修正して、端折ればよかったものを、「あれも話したい」「これも話したい」という気持ちに抗しきれず、どんどん早口になってしまった。いつもの悪い癖が出てしまったよ。話し終わった瞬間にそのことに気づく愚かしさ。人前で話すことは、どんなに場数を踏んできても、やはりとてつもなく難しいことだと、今回改めて痛感させられた。

約50名の先生方が拙い話をたいへん熱心に聴講してくださった。どれだけご期待に沿うことができたのか、甚だ心許ないが、僕自身にとって非常に有益な経験となったことは確かである。自分が教員として実践してきたこと、つまり、「子どもたちに伝えたい力」を、自分なりの言葉で表現することができた。新しい発見が多かった。今後の教育活動に活かしてゆきたい。

帰宅後、どっと疲れが襲ってくる。やっぱり緊張してたんや・・・。

ところで、全然話が変わりますが、これ、すごくないですか? 「ミニスカで熱唱、浅丘めぐみ50周年記念コンサート開催

ダンベル2セット。BGMはこれ。エイドリアン・ブリューって、T中先生&S藤先生と同い歳(1949年生)なんだよなぁ。感慨深い。