昨日・今日の2日間、経済学史学会の若手研究者育成プログラム(YSS = Young Scholars Seminar)へ参加するために、名古屋(中京大学)へ出張した。
今回の僕の役回りは、「経済学史を「実践」する:学部教育・学内行政・ポスト獲得」と題する講演を行うことだったのだが、金曜日から喉の調子が悪く、浅田飴や龍角散を駆使したにもかかわらず、一夜明けても不調は改善されなかった(喉以外はどこも悪くない)。
会場にマイクの設備がなく、地声で話さざるをえなくなったが、40分という長丁場だったため、ガラガラ声が次第にかすれていった。聴衆には聞きづらくて本当に申し訳なかった。普段は時間管理をかなりしっかりやるほうなのだが、喉に意識を奪われて、時間管理がおざなりになってしまい、当初予定していた講演内容の3分の2くらいしか話せなかった。非常に広範なテーマを扱っていたが、要領よくテンポよく話せれば、40分でもすべての内容に言及することができたはずなので、この点でも喉の不調が悔やまれる。懇親会でも話しづらくて困った。かなり至近距離にならないと会話できない。ただ、講演内容そのものは若手に益するものだったようで、そこは素直に喜びたい。
YSS終了後、名古屋駅で旧友M君と夕食。事情を説明して比較的静かな店を選んでもらたが、それでも話しづらくて困った。
明日の講義はできるのか?