Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

学位申請の挨拶

東鴨川大時計台


文句なしの秋晴れ。気持ちいい。

今学期、水曜日の授業担当はない。今日はたまたま会議の予定も入っておらず(奇跡的!)、終日フリーである。

当初は大学院母校の北大和川大に博士学位*1を申請するつもりだったのだが、その後状況が変化して、予想以上に早く単著が出版されることになったので、最終的に、学部母校の東鴨川大学に申請することになった。*2単著の原稿を持参して、元指導教授のT中先生の研究室を訪ね、学位申請の意志を伝える。快諾していただく。本の完成・出版と同時に事務手続きに入るから、来年の春くらいに正式に申請することになる。すべてが終わるのは9月くらいになるだろうとのこと。

いざ本になってしまえば、300ページほどのどこにでもある目立たない一冊の本にすぎない。しかし、この一冊を書き上げるのに、T中先生のゼミに入門して以来、18年もの歳月を要してしまった。こういう時、人生の短さを実感する。「少年老い易く学成り難し」とはよく言ったものだ。今後も同じペースで仕事をして、新たにもう2冊本を出したとしたら、その時は80歳近くになっているわけだから。

学位申請とは別の話題の、新しいプロジェクトの相談にも乗っていただく。始動できそうだ。

T中先生、現役大学院生のH君&Y君と4人で百万遍界隈にて夕食。学位論文の(とりあえずの)完成を祝っていただく。

出町柳駅から京阪、阪急を乗り継いで帰宅。20年間僕の足だった京阪電車に乗ると、何とも言えない懐かしさと安心感に包まれる。(おそらく中之島線開通に向けての)新型車両を見かけた。乗ってみたい。

飲酒過多のため、今日の筋トレは休止。

*1:「課程博士」と「論文博士」の二種類があるが、今回の僕は後者。

*2:詳細は省くけれども、学位申請に際しての付帯条件が大学ごとに微妙に違うため。