即興でディベート、しかも1対5

ディベート入門

2限、基礎演習（ディベート入門）。M西クラスとの対戦がいよいよ来週に迫った。今日は最後の練習日。第2試合「郵政事業を再国営化すべきである（ない）」で、誤って5名全員が肯定側の準備をしてきたために、否定側の学生がいなくなってしまった（本来は3対2で試合を行う予定だった）。急遽、僕が即興で否定側の論陣を張ることに。僕1人で5名の学生の立論と尋問を受け止める。手持ち資料ゼロなので、否定側の論を積極的に展開することができず、肯定側の論の矛盾を明るみに出すことに終始せざるをえなかった。5対2で何とか勝利。教師の面目を保つ。とにかく。疲れた。

午後は、7期生I城さんと面会（卒論の個人指導）&8期生T田さん・K本さん・F野君と面会（明日の8期ゼミの打ち合わせ）。途中から就活談義へと脱線してしまったのは、今ごろの時期に4回生と3回生が同席すれば仕方のないところ。

事務から督促の電話。隙間の時間を利用して、レポート試験の論題を何とか試験システムに入力。

図書館地下書庫で雑誌論文を渉猟。大学院（博士課程）の授業の予習を兼ねて、M上T章「Ｊ・Ｓ・ミルのアイルランド「永久的土地保有権」構想における「歴史意識」と「保守主義」」（『広島法学』23(4), 2000）を読む。外国語文献がほとんど参照されておらず、ところどころ「もう少し深く突っ込んでくれていたなら」と思う箇所もあるけれども、バークとミルとを媒介するたいへん興味深い論文であることは間違いない（バークへの直接の言及はない）。

明日のゼミテキスト『ヒットの法則2(日経ビジネス人文庫)』でも紹介されていたデジタルメモ「ポメラ」（キングジム）を購入。これは便利！　使い方も簡単。カフェでも通勤電車内でも気軽に書類作成ができる！　論文のネタ帳として活躍してくれそうだ。