成績不良者の履修指導

3日連続で昼休みに成績不振者の履修指導を行う。今日は現3回生ですでに4年間での卒業が不可能になった学生が対象である。正直なところ、気乗りする仕事ではないが、これで6年目に突入してしまう学生が1人でも減ってくれるのであれば、やはり意味がある。何とか5年で卒業してもらいたい。

それ以外の時間は研究室にこもって、ひたすら外部資金申請書類の作成に勤しむ。夕刻までに何とか最初期のヴァージョン（図表は欠如）を仕上げ、共同研究者として名前を連ねてもらうSSKさん&H江さんにメールで送り、文面のチェックをお願いする。まったくぎこちない不細工な文章だが、一人で考えていても限界があるので、経験豊富なお二人に助けを請うことにした。頂戴したコメントをもとに加筆修正を行って、最終バージョンを仕上げて、財団の担当事務局に提出することになる。締め切りは6月25日。ちょうど1週間後である。間に合わせたい。

昼過ぎから雨の勢いがどんどん激しくなる。これだけ徹底的に降ってくれると、むしろ気持ちが良いくらいだ。喉の奥のヒリヒリした痛みもだいぶましになってきた。雨（湿気）のおかげだ。

ここ数日間のイライラの原因だった懸案が何とか解決された。100%納得のゆく結末ではなかったが、ここは年長者の方々の「賢慮」を信じることにしたい。「正義」だけではこの世を渡ってゆけない。「便宜」の観点も必要だ。バークのアメリカ論もそれを教えてくれている。

【7829】　ダンベル2セット。BGMはこれ。

Portraits of Bob Dylan