Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

YYZのイントロの譜割り

真如堂


出張疲れを言い訳にして、昼過ぎまで惰眠を貪る。自宅の窓ふきは明日に回して、午後は近所をのんびり散歩する。吉田神社から吉田山をこえて真如堂へ。紅葉の季節の大混雑が嘘であったかのように、境内には人っ子ひとり姿が見えない。野良猫一匹と遭遇したのみ。

真如堂からの帰り道、セカンドハウス銀閣寺店にて休憩。松山出張中に通読した松原隆一郎ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い (講談社現代新書)』の再読開始。期待以上の快著。僕がこれから書こうとしている論文2本*1の内容をかなりの程度で先取りしており、大いに感動・興奮するとともに、大いに凹む。「ここまで書かれているとオレの書くことがなくなってしまう・・・」 もちろん、この試練を乗り越えて、新しい論文を書かねばならないわけだが。

スタジオ入りは1月26日に決まった。練習しなければならない。リズム・キープこそが最優先の仕事であるドラマーとしては、RushのYYZのイントロの拍子(譜割り)をきちんと把握しておきたいのだが、なかなか把握できない。僕の理解では、基本的に4分の5拍子で統一されているのだが、4分の5拍子のアクセントの位置が意図的にずらされて、主旋律の4分の4拍子へと自然に流れ込むよう聞こえる。

【8691】

*1:ハイエクのプロジェクトと経済学方法論史のプロジェクト。