Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

様変わりした生活ペース

今日で娘が生まれてから4か月になる。また、あと3日で娘が京都に戻ってきてから1か月になる。本当に生活ペースが様変わりしたなぁ。しみじみそう思う。

以前は授業や会議があろうとなかろうと、平日にはほとんど毎日大学に行っていた。自宅の本棚の収容スペースの関係もあって、研究文献の大半を研究室に置いていたため、自宅では原稿執筆ができず、「大学=仕事(研究・教育・校務)、自宅=のんびり(プライベート・休息)」というけじめがはっきりしていた。しかし、できるだけ子育てを手伝おうとすれば、自宅にいる時間を長くする必要があるので、「自宅でできる仕事は自宅で」という方針に転換せざるをえない。端的に言えば、原稿を自宅で書くように変えたわけだ(実際に書けるのは妻子が寝静まった21時以降だが)。

授業期間でないため、大学に行く回数が減り、一日の滞在時間もかなり短くなった(早く帰路につくため)ので、大学でなければできない仕事を一気呵成に要領よく片付ける必要が高まった。今日はまさにそんな一日。

13時半から16時半までは教授会と大学院委員会。その前後の時間に怒涛の勢いで様々な事務仕事(研究費関係の書類の処理、10期生卒業論文集の編集、等々)をすませる。自宅で原稿を書こうにも、自宅の本棚はかなり狭く、執筆に必要な文献資料はすべて研究室にあるので、自宅と研究室の本棚の中身(十数冊)を定期的に入れ替える作業も必要だ(そのために小旅行用のガラガラを引きずって通勤)。しかし、予定していた仕事の8割ほどでタイムオーバー。研究書2冊のコピーがとれなかったけど、まぁ、仕方ない。

研究生活だけ見れば、確かに不便になったが、娘の成長を日々この目で確かめられるのは、やはり何ものにも代えがたい喜びだ。

Edmund Burkeの"Speech on the Repeal of the Marriage Act"(1781)がOxford版の全集に未収録(未公刊の巻に収録)のため困っていたのだが、これに収録されていることがわかった。助かった。

The Portable Edmund Burke (Portable Library)

The Portable Edmund Burke (Portable Library)

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