Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

第23回マルサス学会大会@北海学園大学

帰路


マルサス学会は23回目にして初めてとなる北海道での開催となった。学会本体は29日(土)の午前と30日(日)の午前・午後の開催だが、29日の午前中に理事会が開催され、それに出席する必要があったため、28日(金)のうちに札幌に入った。

梅雨のない北海道。訪れるには最高の季節ということで、往復のフライトはともに満席だった。飛行機の便が取れないために、出席を断念したり、やむなく1日だけの学会参加になった会員もおられた模様。北海道人気、恐るべし。3日間ともすこぶる良い天気に恵まれた。とにかく涼しかった。

観光を楽しむ時間的余裕はなかったが、28日の夕方に3時間ほど時間ができたので、畏友S君がプロデューサーを務める映画「探偵はBARにいる2」を遅まきながらご当地・札幌のユナイテッド・シネマで見る。ずっと見たかったのだが、そのための時間をこれまでどうしても作れずにいた。今回もどこからどこまでも彼らしい、極上のエンターテイメント。地方工業都市に生まれ育った僕には室蘭市の映像とエピソードにとりわけ印象づけられ、親近感を覚えた。大満足。見終わった後、感想メールを送る。

今回の札幌出張では、ホテルルートイン札幌駅前北口を初めて利用したが、たいへん良かった。バイキング形式の朝食がとにかくおいしかった。大浴場もあって、しかもJR札幌駅直結という便利な立地。これで1泊6,000〜8,000円くらいなのは、素晴らしすぎる。

さて、学会。北海学園大学の最寄駅の地下鉄「学園前」駅の改札を出ると、本日のイベントが告知されており、そこに何とマルサス学会も!

僕は初日の第二報告を務めた(司会はIZMさん)。新ネタを初めて披露するのは、この年齢になってもけっこう緊張するものだが、多くの有益なコメントをフロアから頂戴できて、本当にありがたかった。年末までにさらに勉強を進めて、論文のクオリティを上げたい。

新会長にM泉さんが選出される。来年の24回大会は本務校の千里山大学で開催される。盛り上げたい。

30日の22時半くらいに京都の自宅に到着。さすがに疲労困憊しており、2日からオーストラリア出張も控えているので、すぐに就寝する。