Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

勉強しすぎて満腹

東京まで日帰り出張。

近代思想研究会@慶応大・三田キャンパスに出席する。今回はアダム・スミス特集で、報告者二人のうちの一人はT中秀夫ゼミ後輩のN原君、もう一人は御年89歳の超大御所T中正司先生。後者はT中先生のご新著の合評会を兼ねている。本当に多忙この上ない毎日を送っているが、さすがにこの機会を逃すわけにはいかない。

アダム・スミスの認識論管見

アダム・スミスの認識論管見

「外部感覚論」のついての独創的な解釈が賛否をこえて実に面白い。

これだけ充実した内容の研究会は本当に久しぶりではないか。勉強しすぎて満腹である。T中正司先生のヒューム&スミス解釈にS本先生が真正面から異論を唱え挑戦している姿は、研究生活の原点を見るようで爽快だった。

懇親会一次会でH野先生&I井先生とじっくり話せたのも有益だった。I井先生は院生時代、大塚久雄先生とman-to-manでゼミをやったらしい。大塚先生のお人柄に関する貴重なお話をたっぷり。HYS君がいたら狂喜乱舞していたのでは。

最終ののぞみで帰宅する。

【8686】