Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

西日本インカレ本選大会@大阪経済大学

11月26日のエントリでもお伝えしたように、「ポケットティッシュ」チームが念願の本選大会進出を果たした。その後、さらなるブラッシュアップに励み、ついに本選大会本番の日となった。

9時半から19時までの長丁場。全10チームが渾身のプレゼンを繰り広げた。59チームの中から選び抜かれた10チームだけあって、どのプレゼンも見ごたえ満点であった。

結果を記せば、残念ながら表彰されるトップ3には入らなかった。指導教員としてできるかぎりのことを行ってきたつもりだが、それでも結果が出せず、自分の指導者としての力量の不足を認めざるをえない。悔しい。

グランプリの相愛大学は、音楽イベントをはしごするためのスマホ用アプリのコンテンツを試作しその有用性と利益構造をプレゼンする本格的なもの。ほとんど学生ベンチャー集団と言ってもよく、完成度・説得力とも桁違い。来年からこのレベルを目指さなければならないのかと思うと、気が遠くなる。本当にすごかった。そういう他のゼミと同質競争をするつもりはないが、うちのゼミの強みはどこか、何によって他と差別化するのか、あらかじめじっくり検討し自覚を促しておく必要があるな。

何はともあれ、半年間におよぶ巨大プロジェクトが無事に終了した。ゼミ生はさぞかししんどかっただろうが、悔し泣きするほど打ち込んだこと、最後の最後まで高い緊張感を維持したことは、誇りに思ってよい。こういう経験を大学時代にできたことがそれ自体として素晴らしい。慰労会は盆と正月が一緒に訪れたかのような大宴会だった。たまたま隣のテーブルに準グランプリの福岡大学アビスパ福岡再建プロジェクト)が。お互いに健闘をたたえあった。実に美しい光景だった。

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