2年ぶり4回目の松山出張。この研究会には2006年8月から参加しているので、早いもので7年以上が経過している。
今回（昨日と今日）の研究会から、いよいよ第2期の活動が本格化する。今後は、2冊目の書物の出版を視野に収めつつ、メンバー（分担執筆予定者）の中間報告が重ねられることになる。今回は僕が初期ケインズの経済哲学について報告し（完全な新ネタ！と言っても、まだ先行研究を整理している段階にすぎないが）、E頭さんが初期ハイエクの経済学方法論について報告した。この研究会ならではの、ただならぬ脳みその緊張度。それが気持ち良いのだな。自分の報告について、今後の課題はかなりはっきりしてきた。やはり何よりも基礎概念の明確化が大切だ。懇親会で瀬戸内の魚に舌鼓。道後温泉にも浸かれた。
往路は「京都〜（のぞみ）〜岡山〜（しおかぜ）〜松山」のルートをとったが、復路は他のメンバーの誘いもあり、「松山〜（船）〜広島〜（のぞみ）〜京都」のルートをとる。松山から広島までは船なのだが、それでもこちらのほうが時間がかからない。広島からのぞみに乗れるからだ。短時間ではあったが、原爆ドームを見学し、広島風お好み焼きを食べてから、のぞみに乗って帰宅する。
【10466】
