Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

嬉しく切ないクリスマス

今日は家族三人で過ごす初めてのクリスマス(去年の今日、妻と娘はまだ妻の実家におり、僕は京都で一人だった)。盛り沢山な一日であった。

午前中は家族三人で吉田山を散歩し、ぽっぽ君(詳細は省く)の冥福を祈り、cafe so what?で一休みした後、平わ(料理屋さん)で昼食をとる。娘も1歳2か月になり、大人と同じ味付けの食材をけっこう食べられるようになってきたおかげで、こうやって一緒に外のお店で昼食をとることもようやく可能になってきた。大いなる進歩である。三条通りのリプトンでクリスマスケーキを買って、帰宅後、家族三人でクリスマスを祝う。帰省用の荷物(段ボール)を宅急便で出す。

しかし、今年のクリスマスは切ない。一昨日急逝された同僚H野さんのお通夜に参列する。千里山大からM田君とT橋君の2名がソチ・オリンピックに日本代表として出場することが決まったのに、それと同時に届いた訃報・・・。

本当に忽然とこの世を去られたHさん。同じ京都在住ということで、帰りの電車でよく一緒になった。スロヴェニア料理店「ピカポロンツァ」を教えてくださったのもH野さんだった。「基礎演習」では、H野クラスとのジョイント授業の形式で、ディベート指導に一緒に汗を流した。今ではnakcazawaゼミの代名詞とも言える卒業論文報告会も、そもそもH野さんから拝借したアイデアである。日本経済史がご専門でありながら、研究成果の英語での発信にも熱心だった。就職活動指導の大切さを教えてくださったのもH野さんだった。教育・研究・行政のすべての分野において全力投球でのぞまれた。本当に惜しい人を亡くした。余人をもって代えがたいとは、H野さんのようなお方を指すのだろう。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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