Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

同僚Wさんの定年退職をお祝いする論文

実は初体験


自宅で仕事。昨日の続きで、論文の執筆。実はこれ、同僚Wさんの定年退職(来年3月)をお祝いすべく、勤務先の紀要(『経済論集』)の投稿する予定の論文である。

僕も早いもので千里山大に勤務して今年で17年。何とか無事に楽しく勤められている。Wさんは大恩人の一人で、そもそも千里山大学の「経済学説史」担当者の教員公募に僕が応募した際の審査員の一人であった(らしい)し、W学部長の執行部で教学主任(最初の執行部経験)を務めた際、学内行政の「いろは」を教えていただいたし、父の逝去の際にも告別式にわざわざご参列いただいた。

Wさんのご退職を祝う論文を何とかして書きたいと思いつつも、そのためのまとまった時間を得られないまま11月も半ばを過ぎた。そこで、ちょっとずるいかもしれないが、すでに公刊した論文の加筆修正版(extended version、分量的には1.5倍くらい)を投稿することにした。年内に経済学会に原稿ファイルを渡すことができれば、来年3月末公刊予定の号に間に合う。ここ数日の集中的作業によって、何とか締切を守れる目処がついた。新稿でないことが悔やまれるが、何も書かないよりはまし。Wさんのご退職をお祝いする論文、クオリティはさておき、何とか公刊できそうである。

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