Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

研究は順調(シドニー18日目)

今日もシドニーは汗ばむほどの陽気。気温は23度まで上がったらしい。あまりにも暑いので、最終的に研究室ではTシャツ1枚になってしまった。

昼ご飯にチキン&マッシュルームのパイを食べたが(美味!)、こちらに来てから初めてデジカメを下宿に置いて出てきてしまった。そんなわけで写真はなし。

昨日まで主としてケインズの「バーク論」を精読していたが、その主張のコアは昨日までの作業でおおよそ読みとれたので、今日から関連する英語二次文献を読み始めた。そんな中でもDavid R. Andrews, Keynes and the British Humanist Traditionにおける解釈が圧倒的にすぐれているように思われた。

僕がこれから論文に書こう思っていた内容の8割くらいはこの本にすでに書かれてしまっており、たいへん悔しいのだが、バーク研究者として付け加えられることもまだ残っている(はず)。頑張りたい。

著者との面識はもちろんないのだが、ぜひ一度会って議論してみたい。その前にメールを出してみるか。メルアドも公開されていることだし。ニューヨーク州立大学にお勤めで、ESHETのcouncil memberでもあるようだ。

http://www.oswego.edu/~dandrew1/

http://www.eshet.net/index.php?a=16 

Andrews氏のクリアな思考には脱帽せざるをえない。非常に説得力がある。断定調の文体にも好感が持てる。自分がいつか書きたいのはこういう本なのだだが、そこへ至るまでの道のりはまだまだ長く険しいなぁ・・・。何はともあれ、今日は研究がたいへん捗った。大きな進展があった。素直に嬉しい。

晩ご飯の後、これを見てのんびり(と言うには騒がしすぎる音楽だが)。購入した時にはすでに娘が生まれていたこともあり、通して見たことがない。このたび初めて一気に通して見た。

Judas Priest: Epitaph [Blu-ray] [Import]

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「みんなロブ・ハルフォードが大好きなのだな。彼はヘビー・メタル界の長嶋茂雄なのだな」と改めて納得。スコット・トラヴィスのドラムは安定感抜群で、以前にもまして好きになった。最後のマイク・パフォーマンスにびっくり!