昨晩は調子に乗って飲み過ぎてしまったようだ。当然の報いで、二日酔いの気持ち悪さともに目覚める。あれだけ酔っててよくぞMatthewやLesと英語で会話し続けられたものだ、と自分を少し褒めてやりたい気分。
今日は再び雨天に戻ってしまった。二日酔いもあるので、外出はとりやめて、洗濯、掃除などをやりつつ、下宿で体を休めることにする。部屋の温度はたかだか摂氏13〜14度くらいなのだが、シドニーに来てから初めて「寒い!」と感じた。シャワーを浴びたり、コーヒーを飲むなどして、暖をとる。
Steven Kates先生の近著を読み始める。
Defending the History of Economic Thought
- 作者: Steven Kates
- 出版社/メーカー: Edward Elgar Pub
- 発売日: 2013/09/13
- メディア: ハードカバー
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僕はKates先生のご研究の大ファンだ。だから、去年のオークランドの学会でご本人とお会いし、知遇を得られたことが本当に嬉しかった。特に先生が1994年にHistory of Economics Reviewに発表された論文"The Malthusian Origins of the General Theory"から絶大な影響を受け続けている。これは英語で論文を書く際のお手本として僕が長年愛読し、繰り返し参照しているものだ。クリアな論理と美しい文章。読み返すたびに知的好奇心を揺さぶられる。推理小説のようなスリルもある。こんな論文を書きたい。シドニーに来てから毎日そう思っている。
Kates先生の名講義: