Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ジョン・ミルトン

Bon Scott(AC/DC)が生まれ、Edmund Burkeが亡くなった7月9日。

整骨院経由で大学へ。3限、17期(3回生)ゼミ。4限、新16期(4回生)ゼミ。

このたびの集中豪雨。広島(尾道)出身の現役ゼミ生が2名。実家の様子を尋ねたところ、家族は無事だが断水で困っているとのこと。この春に卒業したばかりの愛媛出身の15期生にも連絡をとる。家族は無事だが、実家の横の山が崩れたとのこと。

今週末に迫った経済学史学会西南部会報告原稿が完成。西南部会に足を運ぶのはおそらく院生だった1997年以来ではないだろうか。懇親会で当時久留米大に勤務されていたMさんと親しくなったのは非常に大きな収穫だった。もう20年以上も前か。経済学の標準的な通史において、『失楽園』の著者ジョン・ミルトンの名前が登場することは(内外ともに)ほとんどないのだけれど、ミルトンが経済学史上に占める位置は存外大きいように僕は以前から感じている。僕が学史の教科書を書くとすれば、かなり特異に見えるだろうが、ミルトン(とポパー)にかなりの紙幅を割きたい。もちろんこれは直観レベル。ミルトンの勉強は在外研究中の2015年に始めたばかりで、まだまだ年季が足りない。とはいえ、いつまでも仕込んでばかりもいられないので、来週末の西南部会で初めてミルトンについて学会報告する。