腰の調子は昨日よりだいぶましに。少し熱いめのお風呂にゆっくり浸かったおかげかも。
10時から15時まで会議2件。研究室に戻り、経済学史学会の日豪交流の件でKG大のI先生と電話。(国際交流は企画交流委員会の管轄なので。)
5限、経済学説史。ケインズ(全2回)の第1回だが、(すでに講義を終えた)スミスとマルクスを復習しながら、「哲学から経済学にアプローチすることの面白さ」を説き、それとの絡みで楽勝科目の呼称(神・仏→カモ)とニーチェについて雑談したら、受講生から予想外の好反応を得た。ミニッツペーパーにも良質なコメントをたくさん書いてくれて、帰りの電車の中で読むのが楽しかった。やりがいのある90分間だった。
6限、17期(4回生)ゼミ(補講)。たまたま2回生の訪問者があったため、ゼミ説明会を兼ねて、昨年12月のヴェリタス杯プレゼン(タクシー)を一緒に見ることに。彼が帰った後は卒論講座と就活についての雑談。充実の2時間だった。
経済学史学会関西部会第176回例会で報告することが決まった。以下はその暫定的なプログラム。偶然ではあるものの、同門の3人(僕と村井さんと森岡さん)が同時に登壇するって、さながら「田中秀夫ゼミ祭り」であるな。
経済学史学会関西部会第176回例会
日時:2019年7月13日(土)14時~18時(13時30分受付開始)
会場:同志社大学今出川キャンパス扶桑館F513(本会場)・F512(休憩室)
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/imadegawa.html
プログラム
1.14:00-15:00
報告者 中澤信彦(関西大学)
「インターネット・AI時代を生きる大学生のための経済学史・思想史教育とは?――関西大学・沖縄国際大学・小樽商科大学での講義経験からの考察――」2.15:10-17:40
合評会 バーリ・ゴードン、村井明彦訳『古代・中世経済学史』晃洋書房、2018年
http://www.koyoshobo.co.jp/book/b377687.html
評者1 森岡邦泰(大阪商業大学)
評者2 塘茂樹(iScholar)
訳者リプライ 村井明彦(関西大学)
全体討論総会(17:40-18:00)
さて、いよいよ明日は新ゼミ生の一次募集の申込日である。見学も問い合わせも例年と比べてかなり少なかったので、応募者もきっと減少している(→競争率の低下)だろうが、質のほうが担保できていれば、まったく問題ない。一次で5/7、二次で11/15くらいを予想しているのだが、果たしてどうなるだろうか。
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