昨日と今日は社会思想史学会大会(オンライン開催)。昨日を休日(事実上の家族優先デー)にしたのは、2日目の今日にセッション「ルソー論の現在」の司会の仕事が入っていたから。自宅では子どもの予期せぬ乱入を避けられないので、朝一で衆議院選挙の投票をすませて、そのまま大学へ。
セッションの内容はこの書物の合評会である。本書の編者でセッション組織者のNRKさんとは、専門こそ英仏で異なるものの、院生時代からの旧知の間柄(四半世紀以上!)であり、久々に一緒に仕事ができる貴重な機会ということで、(本音のところかなり多忙な時期ではあったが)司会の依頼を快諾した。
セッション本体は12時半~14時半だが、12時前から準備を開始し、すべてを片付け終わったのは15時半前である。司会業それ自体に大きな失敗はなかったように思えるが、Zoomを閉じた後、事後報告書作成資料となる録画ファイルを探したところ、何と録画できていないことが判明。自分がミーティングルームのホストでなかったので、どうやらいつもと勝手が違っていたようだ。これまで録画に失敗したことがなかったため油断していた。せっかく2つのPC(アカウント)で接続しているのだから、大事をとってもう1つのPC(アカウント)でもバックアップとして録画しておくべきであった。反省しきりである。関係者各位にお詫びのメールを出す。
若手の優秀なルソー研究者の充実を知らしめるセッションだったのではないか。個人的にはNSKWさん(東大)の論考をバーク研究との関連でとりわけ興味深く読ませてもらった。とても良い仕事をされていると思う。
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