例年弊ゼミ2回生は12月に開催される関西学院大学との合同のディベート大会に出場している。20期生(現2回生)もそれを前提として募集を行ったわけだが、新型コロナウイルスの影響で例年のような対面形式での開催が不可能になり(外部の者をキャンパスに入構させるにあたっては現時点でも本務校から厳しい制約が課されている)、オンライン(ZOOM)による遠隔形式での開催を余儀なくされた。そして、今日がそのディベート大会の日である。
ここ数年、関大から4ゼミ、関学から2ゼミ、合計6ゼミが参加していたが、今年は関大国際部のF先生のゼミ(全員が外国人留学生)が残念ながら出場を辞退された。来日できない外国人留学生が多数にのぼったことが原因である。
こんな日にかぎって、タイミング悪く、10時から12時まで日本18世紀学会の幹事会(オンライン)が入ってしまったため、7時半に自宅を出て、9時に大学到着。さっそく、機材のセッティングを始める。ZOOMのアカウントを3つ用いることになるので、パソコンも3台必要。机の上はさながらRick Wakemanあるいは小室哲哉である(ちょっと大げさ)。
幹事会に出席し、午後はディベート大会である。三密を避けるため、今年は教員が司会進行・タイムキーパー・審判・技術屋のすべてを同時を務めることになった。一瞬たりとも気が抜けない。18時に試合が終わると、今度は採点・講評の作成と動画の編集である。すべての作業を終えたのは21時過ぎ。それから遅い夕食をとり、自宅に着いたのは23時半を過ぎた。オンラインのほうが対面よりも業務負担が軽いなんて絶対に嘘。心身ともにヘトヘトである。
20期生が出場した4つの試合は残念ながら生で見ること能わず。同じ時間帯に他の試合のホストを務めていたからである。ただ、全試合が撮影されていため、録画ファイルが送られてきたら、じっくり鑑賞させてもらうつもりだ。11月9日のゼミから1か月半にわたって20期生はディベート練習に勤しんできたが、これまでの学年と比べると、とりわけチームワークがとても良いので、それが勝利を後押ししてくれることを祈りたい。
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