宿泊ホテルは山形国際ホテル。「朝食がおいしい」というネットの評価で決めたが、実際、おいしい。いちばんの目当てである芋煮がおいしすぎて、2杯もおかわりしてしまった(合計3杯)。
今日と明日、マルサス学会大会が山形大学にて開催。本来であれば一昨年、2020年に開催される予定だったが、コロナ禍のために2年延期され(2020・2021年の大会はオンライン開催)、ようやく開催の運びとなった。午前は理事会で、午後は大会(第1日)。記念講演+研究報告3本。宿泊ホテルから山形大まで徒歩で移動したが、地図で見るよりもずっと遠く、さらに暑さも厳しかったので、これは大失敗であった。
僕が登壇したのは、3本目の研究報告。5名による共同報告、リアルな登壇者は3名(うち2名は指導院生のKBK君&FJOK君)、残り2名はオンライン参加という未経験な環境だったが、予行演習も機材チェックも入念に行った甲斐あって、トラブルなく無事に報告を終えられた。KBK君にとっては今日の報告が学会デビュー。オンライン参加のHSMTさん、O君もご自身の担当箇所についてはしっかり発言していただき、名実ともに5名での共同報告をなしとげられた。
ただ、個人的に難しいと感じたのは、自分の担当箇所についての質問が全然なかったため、もっぱら「この質問の回答は〜さんに」と振ることになってしまい、事実上の司会者&技術屋さんになってしまったこと。質問の余地がないほど、完璧な内容だったのか、フロアのオーディエンスが質問する気が起きないほど、つまらない内容だったのかは、結局わからずじまい。その意味ではやや不完全燃焼である。しかし質疑応答が盛り上がり、最初から最後まで緊張感が途切れなかったのは、院生教育の観点からも良かった。
コロナ禍のため、学会としての懇親会はなし。とはいえ、登壇・発表した指導院生2名の奮闘を称えるべく、非公式の慰労会が開催された。KBK君の学部時代の指導教員IKGKさん、KBK君を非常勤講師として指導してくれたUEMYさんも参加してくださり、予想外に賑やかな山形の夜となった。
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