Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

旧友のお墓参り

大学時代に所属していた劇団の同期Y君が不慮の事故で亡くなって(1993年1月没)から今年でちょうど30年になる。過日、同期の座長S君から「コロナもようやく終息してきたし、久しぶりに(彼のお墓がある岡山県津山市まで)お墓参りに行かないか」との誘いがあった。もちろん快諾し、諸々の調整の結果、今日5月27日に行くことになった。劇団のメンバーは定期的に津山を訪れてY君のお墓に参ってきた。前回のお墓参りは17回忌にあたる2009年7月だったが、生憎僕はその日が出張と重なり参加できなかった。*1したがって、僕がY君のお墓に参るのは、おそらく13回忌にあたる2005年以来になるはずで、18年ぶりということになる。

今回の参加者は僕、S君、1つ下の代の座長T君、1つ上の代の座長Yさんの4名である。10時半に阪急梅田駅に集合。S君と会うのは2019年1月*2以来、4年4か月ぶり、T君・Yさんと会うのは2017年12月*3以来、5年半ぶり。ありがたいことにT君が大阪-津山間のドライバーを務めてくれた。

18年の間に、Y君のお父様はすでに亡くなられ、85歳になるお母様が一人暮らしをされていたが、たいへんお元気な様子だった。大きな区切りの33回忌ができるかどうかは、お母様の健康状態次第だと思われるが、おそらく大丈夫ではないか。僕とY君は劇団仲間であると同時にバイト仲間(聖護院のラーメン店「らんたん」)でもあったので、僕らが「京都のお父さん」と慕っていた「らんたん」の大将が引退され、今は娘さんがお店を継いでおられることなどについても、お母様にお伝えすることができた。

梅田-Y君実家は高速を使っても片道2時間半くらいかかるが、4名もいるということで、近況報告も含めて話が尽きず、さながら修学旅行のようなノリ。Y君は本当に明るいキャラであったし、彼をめぐる思い出は楽しいことばかりなので、どれだけ話しても湿っぽくなることがない。そして、お墓参りという大義名分を作ってくれたおかげで、大学卒業から30年たってもこんなふうに気軽に集まることができる。

大阪に戻ってきた後、JR福島駅の居酒屋で2時間ほど過ごし、再会を期して解散する。

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