Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

旧友の無事な帰還を祝う

今回の名古屋出張のメインの目的は、名古屋在住の旧友M君と会う(お宅を訪問する)ことである。

僕らが前回会ったのは、M君ご夫妻が京都の拙宅を訪れてくれた2019年5月*1だが、その後に彼のお父様、お母様が相次いで亡くなられた。M君は僕の父が亡くなった折り、奥様と一緒にわざわざ僕の実家まで来て線香をあげてくれた。本当にありがたかった。*2それなのに、コロナ禍という大きな制約があったとはいえ、自分が線香の一本もあげられずにいることをとても不義理に感じていた。また、その間にM君自身も進行性の持病と戦っており、今年10月に大きな手術を受け、無事に帰還してくれたので、その帰還祝いも行いたかった。ただ、それを目的に名古屋まで行くことを彼に伝えると、「わざわざそこまでせんでええ」という返答が来るのがわかっていたので、「ついでに寄るだけや」と言える別の用件を欲していた。そんなわけで、昨日の学会は格好の「渡りに船」だったのだ。不義理な日々が続いていたが、今日彼と旧交を温めることができて、肩の荷が少し軽くなった。

大学1回生の時にM君と出会って、そろそろ35年になる。シベリア鉄道に乗ってロシア(当時はソ連)の地を一緒に旅してから32年以上もの時間が流れた。これからまだまだ彼との友情を育みたいと思っている。

今日から12月12日の人間ドック受診まで断酒生活を送る。

【9126】

*1:https://nakcazawa.hatenablog.com/entry/20190504/1556971329

*2:母はいたく感動して、いまだに頻繁にその時の話をするほどである。