2限、経済学説史。アメリカ制度学派の1回目(全3回)。
昼休みに23期生(2回生)16名全員が座禅会の日程調整の件でさっそく集まっていた。この学年は行動が速いね。素晴らしい。
3限、22期(3回生)ゼミ。ヴェリタス杯予行演習。
21期生(4回生)は先週全員が卒論を仕上げてくれたので、4限のゼミはなし。だが、実は昨晩は3時半まで寝付けず、今朝は7時に起床したので、睡眠時間はわずか3時間半。さすがに4限以降は集中力を要する仕事を進められるだけの体力も気力も残っていなかった。研究室の書架の整理(研究用図書の断捨離)などでお茶を濁す。
喉の不調がなかなか完治しない。通常の会話なら何ら問題ないのだが、喉の奥がかなりざらついているため、講義口調で話そうとすると発声しづらい。気道も少し狭まっている感じ。長文を読み上げようとすると、途中で息が続かなくなる。
ジョン・ポーコック逝去の報が届く。享年99歳。恩師田中秀夫先生が翻訳されたポーコックの『徳・商業・歴史』の第10章「バークのフランス革命分析の政治経済学」は、僕がバークの経済思想を研究対象として選ぶきっかけになった名論文で、その意味で、わが人生を変えた、と言ってもよい。合掌。
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