Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

マークシート方式の試験の採点は楽だな

1限、日本経済入門(自分の担当科目)の試験監督。

この科目は1回生配当の履修義務科目。4クラスに分割されたうちの1クラスを担当した関係で、テキストばかりでなく試験の出題形式・難易度なども4クラスで統一する必要があり、結局、マークシート方式30問という形で統一することになった。僕にとっては(千里山大で教えて10年目にもかかわらず)今回が初めてのマークシート方式による出題である。これまでずっと論述形式を貫いてきた。暗記能力よりも自分の頭で考える力を高く評価したいという思いが強かったからだ。しかし、今回に限ってはそんなワガママを言っていられない。

マークシート方式の場合、作問に非常に時間がかかるという難点があるわけだが、それを相殺して余りあるくらい、採点作業が軽減化されることを痛感した。答案用紙を機械に通すだけで、採点作業をやってくれるばかりでなく、平均点などのデータもすべてはじき出してくれる。170枚余りの答案でも、採点に要した時間は10分足らず。感動的!

機械がはじき出した素点をそのまま利用するわけではなく、出席点を加味した微調整を行うつもりだが、それでも素点の採点がすでに終わっていると思うと、気分的にかなり楽なことは確かだ。