Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

地震避難訓練

地震避難訓練


終日、小雨の降りしきる、肌寒い一日。まだギリギリ9月なのだが、秋を跳び越して一気に冬に突入してしまったような感じ。半袖姿は見当たらない。タートルネック姿もちらほら。

1限、「日本経済入門」。今日のテーマは明治・大正・昭和(高度成長期まで)の経済発展。90分で語ろうとするから、どうしても駆け足になってしまう。結局、購買力平価説は説明する時間がなかった。次回は「高度成長の終焉〜バブルの発生」、次々回は「平成不況〜構造改革」を扱うことになっている。日本経済の発展史をたった3回で語るのは、ちょっと無理があるかな。

2限、「経済学説史」。財政黒字・赤字に関する基本的な考え方(新古典派財政理論とケインズ派財政理論の基本的な違い)について講義する。今日の授業は60分だけで、11時40分から地震避難訓練。警報が鳴り、学生とともに悠久の庭へと避難する

昼休みから3限はじめにかけて、同僚H野さんと「基礎演習(ディベート入門)」の授業内容・進度についての打ち合わせを行う。H野さんとは帰国後初対面。新しい形態の授業の試みとして、この授業は複数担任制で進める予定だ。コンビネーションがいい加減だと、受講生を混乱させてしまうから、綿密な打ち合わせが必要だ。ディベート指導経験豊富なH野さんから多くを吸収させてもらおう。今週木曜5限がその第1回。楽しみだ。

13時半から14時半まで、2回生4名(うち3名は春学期「ディべート入門」の受講者T中さん・S木君・K橋君)を相手にゼミについての説明。初対面の彼女には「うちのゼミは厳しいよ、忙しいよ」と脅しすぎたかも。ちょっと反省。

彼らが研究室を去ってから、「ディベート入門」初回の配布資料を作成する。昼休みの打ち合わせで決めた分担にしたがって。

17時前、幼なじみのY崎君がH野さんに面会するということで、仲介者として研究室に招かれる。Y崎君の著書をH野さんが書評してくださることになった。帰国したばかりで多忙を極める中、とてもありがたいことだ。