Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

訳語の不統一&政治算術

昨夜はなかなか寝つけず、結局、実質4時間ほどしか眠れなかった。これが肉体疲労と違って頭脳疲労のやっかいなところ。ヒートアップしすぎると疲れているのにかえって眠れない。

1限、日本経済入門。3クラス目の第2回。高度成長の終焉からバブル発生まで。

2限、経済学説史。『自由と所有』第6章。いよいよ真打エドマンド・バーク登場。魅力的に語りたい。

昼休みに30〜40分ほど仮眠をとると、一気に頭がさえて、元気になった。眠りは量より質であることを実感する。

午後の大部分を単著の校正作業に費やす。帯の惹句について担当編集者Gさんと電話でやりとり。マルサスの『人口論』には‘check’とか‘restraint’とかいった語が頻繁に登場するのだが、それらの訳語が不統一だったことに今さらながらに気づく。やれやれ。なんで今日の今日まで気がつかへんねん!? 我ながら呆れる。‘check’には「妨げ」、‘restraint’には「抑制」、‘repress’には「抑圧」、‘limit’には「制限」という訳語を充てることにする。

一昨日の学会でいただいたコメントを手掛かりとして、加筆作業も行う。バークの政治経済学における「政治算術」的手法の位置付けを明確化する。

途中、図書館に(先日研究室で発見された)紛失本を返却しに行く。6期生S池さんの卒論個人指導。

どうしても今日中にあるラインまで校正&加筆作業を進めたくなり、英会話レッスンは欠席することにする。

腹筋3セット。BGMはこれ。

エッセンシャル・ジャーニー

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