淡々と仕事

学園祭期間中のため学部授業は休講。水曜日に大学院の授業を担当していないので、自宅で自由に過ごせる一日となった。もっとも、仕事は山積みなので、休日にはできない。一つ一つ淡々とこなしていくだけ。

ホント『貿易の嫉妬―国際競争と国民国家の歴史的展望』を読んで、重要だと思われる記述をノートにとる。堂目『アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界 (中公新書)』の書評論文の手直し。某学会から依頼されている論文の査読。「経済学説史2」の授業アンケートへのコメントをクラス・ブログにアップする。

途中、出町柳から百万遍の界隈を散歩する。たまたま入った古書店（吉岡書店）で、T中先生の兄弟子にあたるM嶋先生の名著『経済から社会へ―パレートの生涯と思想』を発見する。昨日発見したの同僚U村さんの本と同様に、めったに見かけない貴重書である。手頃な値段だったので、購入を即決する。

勉強に疲れるたびに、散歩を繰り返す。空気が澄んでいる。いつもより「大」の文字がクリアに見える。少しだけドラムも叩く。これが僕にとって気持ち良いペースなのだ。

ジョン・アダムズも勉強せなあかんなぁ。「アメリカのバーク」だわさ。

腹筋2セット。BGMはこれ。

Romantically Helpless