Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

立ち見

履修者が480名を突破した2限の「経済学説史1」は、心配していた通り、立ち見が出てしまった。ただし、次回からもう一回り大きな教室に移れるらしいので、立ち見は今回だけですみそうだ。初回なので「経済学説史とは?(≠経済史!)」といったガイダンス的内容を話す。これまでアダム・スミスを主題としてきたこの科目は、今年度から内容を一新して、フリードマンおよびネオリベラリズムを主題とする。講義ノートを抜本的に作り直さなければならないのが大変だが、やりがいがある。現2・3・4回生の大半は1回生秋学期に僕が担当した「日本経済入門」を受講しているので、そこで講じた内容を本講義の内容と関連づければ、教育効果が高まるはずだ。「ブレトン・ウッズ体制の崩壊(変動相場制への移行)」が鍵になる。テキストはこれ。

新版 悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循環 (文春文庫)

新版 悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循環 (文春文庫)

4・5限は大学院(修士課程)。木曜日の授業は古典の輪読(ミル『自由論』)だが、月曜日の授業は論文指導を主眼とする。初回の今日は、レポートと論文の違い、注および参考文献一覧の重要性、章構成のパターンなどの基本事項を講義する。次回からのテキストはこれ。

勝つための論文の書き方 (文春新書)

勝つための論文の書き方 (文春新書)

大教室での講義が含まれていたせいか、4コマの授業をこなした8日(木)の何倍も疲れた。学生にエネルギーを吸い取られてしまったようだ。帰りの電車の中で意識が朦朧とした。

投稿してからまだ12日しかたっていないのに、英語論文の査読コメントを首を長くして待っている自分がいる。気が急きすぎ。

【6986】 腹筋2セット。BGMはこれ。

ライヴ・アット・ロック・イン・リオ [DVD]

ライヴ・アット・ロック・イン・リオ [DVD]